オンライン発表会をふんふんと肯いたり、なるほどと思ったりしながら見た後で、価格を聞いてびっくりしたXiaomiの「Redmi Note 9T」(ソフトバンクから発売)。このサイズでFeliCaが使えて5G対応で2万円ちょっと(税込み2万1600円)とか、もういろいろとすごい。
カメラはというと、裏を見ると丸い枠の中に3つ並んでる。メインカメラは48MP、つまり4800万画素である。
価格を抑えた端末はカメラ性能にもコストダウンを感じることがあるけれども、さてRedmi Note 9Tはどうか。試してみたい。
Redmi Note 9Tのアウトカメラは円の中に3つのレンズ+LEDの4つが四角く配置されている。
その構成は何かというと、1つは4800万画素の広角カメラ、1つは200万画素の背景ぼかし時に距離を測定するのに使うカメラ、1つは200万画素のマクロカメラだ。
超広角カメラとか望遠カメラは持っていないので、カメラアプリの画面はシンプル。撮影倍率系のボタンが付いていないからね。
個人的にうれしいのは「水平器」(「水準器」という方がポピュラーか)。右上のメニューから設定を開いて、水平器とグリッド線をオンに。建物を撮るときなんか傾いていると目立つから。
撮るのはいつものガスタンク。
イメージセンサーは4800万画素だが、4画素を混合して1200万画素の画像を作る。だから通常の画質はかなりいい全体にクール目だけど、細かいワイヤーも描写できているし、さわやかな冬の快晴感が出ている。
望遠カメラはないけど、元の画素数が多いので2倍ズームくらいならいけるかな。
うん。いけそう。最大どこまでいけるかな、と頑張ったら10倍ズームまでだった。さすがにここまで拡大するのはムチャ。
2倍ズームなら実用性があるので、2xボタンくらい付けてもよかった気はする。
続いて気になるのは、4800万画素モードにしたらどのくらい写るのかだ。
「もっと見る」から「48」を選ぶか、カメラをプロモードにして「48」をタップすると4800万画素に切り替わる。
4800万画素時やプロモード時はAI機能やビューティー機能は使えないが8000×6000ピクセルあるので、風景を撮ったり後からトリミングして欲しいところだけ使ったりしたいときにおすすめだ。
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