g10、g30ともに初期搭載OSはAndroid 11。モトローラのスマホは、Androidをほとんどカスタマイズせずに搭載している。g10、g30のホームアプリも純粋なAndroidに近く、シンプルで使いやすかった。
モトローラの独自機能は、ホーム画面にプリセットされた「Moto」アプリで機能を確認し、必要なものを有効化できるようになっている。従来モデルのユーザーに人気の「Motoアクション」も継承されている。例えば、端末を2回ひねるとカメラを起動し、さらにひねるとインカメラに切り替えられる。シェイクするように2回振ってライトをオン、オフできる機能も便利だ。
生体認証はは指紋認証に加えて、インカメラを使った顔認証も可能。マスク着用が求められるご時世でもあり、指紋認証をメインに使うことになるだろうが、よりスピーディーに解除したい人には顔認証が便利。画面オフの状態から端末を持ち上げて顔を向けるだけでロックを解除する設定も可能だ。
モトローラ公式オンラインストアとgoo Simsellerでは、g30とワイヤレスイヤフォンがセットになった「moto g30 イヤバッズセット」も選べる。価格は2万7800円(税込み)。g30単体の価格より2000円高いだけだ。
充電ケースにはUSB Type-Cケーブルが付いていて、直接スマホに挿して充電できることが魅力。本体5時間+充電ケース5時間の最大10時間の音楽再生が可能だ。実際にg30とペアリングして、「YouTube Music」を聴いてみたところ、結構いい音を楽しめた。決して、オマケ的な簡易なものではなく、ちゃんと使える完全ワイヤレスイヤフォンだ。
イヤフォンの外側、モトローラのロゴ部分をタップすると一時停止・再生ができ、ダブルタップでスキップ。長押しで音声アシスタントが起動。Googleアシスタントだけでなく、Alexa、Siriにも対応しているとのこと。ワイヤレスイヤフォンを持っていない人は、セット購入をおすすめしたい。
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