韓国LG Electronicsは4月5日、同社のモバイルビジネスユニットを7月31日までに閉鎖することを発表した。同社は全世界の携帯電話事業から順次撤退することになる。
携帯電話事業からの撤退について、同社は「戦略的決定」としている。競争の激しい携帯電話市場からの撤退によって、電気自動車の部品、コネクテッドデバイス、スマートホーム、ロボティクス、AI(人工知能)やB2B(法人向け製品)の成長に注力するという。今まで携帯電話事業で培ってきたコア技術は、これらの分野にも反映されるという。
販売中の同社製携帯電話の在庫は、引き続き販売される。また、ソフトウェア更新を含むサポートも引き続き提供されるが、販売やサポートの終息時期は国/地域によって異なる。
ドコモ、arrows 5GとLG V60 ThinQ 5Gの割引施策を4月1日から変更
LG、ディスプレイが伸縮するスマートフォン「LG Rollable」のコンセプト動画を披露
LGが8K動画も撮れるスマホ「V60 ThinQ 5G」を発表 専用ケースでデュアルスクリーンに
LG、次期端末のモデル名は「LG VELVET」と発表 「新ブランド戦略で英数字の羅列は止める」
T字型にディスプレイが回転するスマホ「LG WING」 スタイラスペンを使うと便利Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.