OPPOから派生、「realme」日本参入のインパクト スマートフォンの投入はどうなる?:石野純也のMobile Eye(2/3 ページ)

» 2021年04月10日 06時00分 公開
[石野純也,ITmedia]

日本ではスマートフォン連携の周辺機器から展開

 ただし、日本に投入するのは、急成長しているスマートフォンではなく、ワイヤレスイヤフォンやスマートウォッチなどの周辺機器だ。日本では「IoTの製品に先頭に立ってもらってマーケットに進出し、需要を見たい」(代表取締役社長 カ・メンショウ氏)というのがその理由だ。「コロナの影響もあり、消費者が多くのつながりを求め、ヘルスケアに対しての需要が高まっている」(同)ことも、スマートフォンの周辺分野での参入を後押ししたという。

 realmeは、スマートフォンメーカーとしてスタートしたが、現在は「スマートフォンとIoTという2軸で、それぞれのマーケットに進出していく」(同)戦略を取る。スマートフォンをコントローラーとして使えるワイヤレスイヤフォンやスマートウォッチ、スマートスピーカーはもちろん、スマートプラグや電動歯ブラシといったホームIoTにまで、製品群を拡大。それぞれが連携するエコシステムを作ろうとしている点は、同じ中国メーカーだとXiaomiに近いかもしれない。

realme スマートフォンメーカーとして出発したrealmeだが、現在は連携する製品まで、幅広く手掛けている

 日本で発売されるのは、ワイヤレスイヤフォンの「realme Buds Air Pro」「realme Buds Q」「realme Buds Wireless Pro」と、スマートウォッチの「realme watch s」、モバイルバッテリーの「realme 20000mAh Power Bank 2」の5製品。前掲の3480円で投入されるのはrealme Buds Qだが、その安さに反し、デザインはかつてエルメスなどで活躍したフランス人デザイナーのジョゼ・レヴィ氏が手掛けている。

realme
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realme 当初日本で展開するのは、これら5製品。いずれもリーズナブルな価格で、デザイン性やコストパフォーマンスの高さを売りにする

 スマートウォッチのrealme watch sも1万1800円とリーズナブルだが、血中酸素レベルを測定できたり、最大15日間駆動したりと、必要十分な機能を備える。その他の製品も、モバイルバッテリーを除けばおおむね1万円前後で手に取りやすい。OPPOのスマートウォッチやワイヤレスイヤフォンも、リーズナブルな価格を売りにしているが、コストパフォーマンスの高さは、それ以上といえそうだ。販路はネットが中心になり、AmazonやひかりTVショッピング、楽天市場で展開される。

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