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» 2021年05月11日 12時17分 公開

楽天モバイルで「iPhone」の不正購入 楽天IDやクレジットカードの不正利用で

楽天モバイルが4月30日に販売を開始した「iPhone」について、不正に購入された事案が発覚した。第三者が不正に入手した楽天IDやクレジットカード情報などを用いて、iPhoneを不正購入したケースが考えられるという。楽天モバイルで端末単体を購入する場合、本人確認は行っていない。

[田中聡,ITmedia]

 楽天モバイルが4月30日に販売を開始した「iPhone」について、不正に購入された事案が発覚した。

 同社によると、悪意のある第三者が不正に入手した楽天IDとパスワード、またはクレジットカード情報を用いて、iPhoneを購入したケースが考えられるという。なお、楽天モバイルから楽天IDやカード情報などの個人情報が漏えいしている事実はないとしている。被害件数や被害額は「確認中」とのこと。Android端末については、不正購入の被害は起きていない。

 楽天モバイルのオンラインストアでiPhoneを購入する際、回線とセットなら契約者情報が本人確認書類と一致している必要があるが、端末単体で購入する場合は本人確認は行っていない。

 楽天IDでログインすれば、楽天モバイルの支払いに登録しているクレジットカードで端末を購入できる。楽天IDとパスワードの流出元については、「他のサービスで使い回しているIDとパスワードを不正入手し、流用している可能性がある」(同社)。また、犯人が自分の楽天IDでログインし、不正入手したクレジットカードでiPhoneを購入することもできる。

楽天モバイル
楽天モバイル 楽天モバイルのオンラインストアでは、楽天IDでログインしてiPhoneを購入する
楽天モバイル 支払い方法には、楽天モバイルの支払いに登録しているクレジットカードを使用できる。その際、本人確認は行っていない

 同社は不正な製品購入の対策を強化しており、複数台購入している注文の一部を出荷停止にするなどの措置を取っているという。身に覚えのないクレジットカードやデビットカードの利用がある場合、カード会社に連絡をするよう呼び掛けている。加えて、パスワードの使い回しについても、パスワードリスト攻撃によって、個人情報の漏えいや不正購入の被害に遭う危険性があるため注意喚起している。

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