ソフトバンクとウィルコム沖縄は、8月をめどにY!mobileブランドで提供している料金プラン「シンプルS」「シンプルM」「シンプルL」の内容を改訂する。各プランで使い切れなかったデータ通信容量を翌月まで繰り越し利用できるようにする一方で、「データ増量オプション」(月額550円、初回契約から12カ月間は無料)で追加されるデータ通信容量を引き上げる。
これらの措置は、KDDIと沖縄セルラー電話がUQ mobileブランドで提供している「くりこしプラン」への対抗であると思われる。
余ったデータ通信量の繰り越しは「データくりこし」という名称で提供される。繰り越し対象となるデータ通信量は以下の通り。
繰り越すデータ容量が発生した場合、翌月は繰り越されたデータ容量が最優先で消費される。翌々月までは繰り越せないので注意が必要だ。
なお、繰り越せるデータ通信容量には上限がある。ただし、発表日(6月9日)時点では上限容量は決まっていない。後日、具体的なサービス提供開始日と合わせて特設Webサイトで発表するという。
データ増量オプションによる追加(付与)容量は、以下の通り変更される。なお、既に加入中のユーザーについては改定日以降に順次、新しい容量が付与されるようになる。
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