ソフトバンクは8月18日から順次、「ソフトバンク(SoftBank)」「Y!mobile(ワイモバイル)」「LINEMO(ラインモ)」の各ブランド間の移行において、MNP(携帯電話番号ポータビリティ)の予約番号を不要とする。これにより、ブランド間移行の手続きが簡素化される。
8月18日以降、MNP予約番号を取得しなくても3ブランド間の移行を行えるようになる。合わせて、同一名義であることを前提に契約者情報や請求先情報も引き継げるようになるため、ブランド間の移行手続きが簡素化される(※1)。
(※1)Y!mobileへと「オンラインストア」で移行する場合、またはLINEMOへと移行する場合は、一部の情報を再登録する必要がある
ただし、一部の手続きは簡素化の適用期日が異なる。
ソフトバンク/Y!mobileからLINEMOへ移行する場合の請求先情報の引き継ぎは、8月19日10時から対応する。
以下の手続きは、8月26日18時から対応する予定となっている。
(※2)Y!mobileオンラインストアや一部のWeb通販サイトなどで販売されているUSIM(SIM)カード単体契約キット
3ブランド間の移行をする際に、ソフトバンク/Y!mobileブランドでSIMロックの掛かった端末を利用している場合、8月18日から移行時にSIMロック解除手続きが自動的に行われる。ただし、以下のいずれかに当てはまる端末については、手続きが自動で行われない。
今回自動で行われるのは、あくまでも“手続き”なので、SIMロックを実際に解除するには、端末側で所定の操作が必要となる場合がある。手続き後の解除方法は、ソフトバンクブランドのWebサイトに掲載されている。
なお、ソフトバンク/Y!mobileでは2021年5月12日以降に販売した端末は、全てSIMロック解除手続きをした状態、またはSIMロックなしで渡されることになっている。同年4月14日から5月11日までにソフトバンクブランドで販売した端末も、一定条件を満たす場合にはSIMロック解除手続きをした状態で渡されることになっている。
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