ドコモの「home 5G」がオンラインショップで出荷遅延/おサイフケータイ付き小型スマホ「Jelly 2」Mobile Weekly Top10

» 2021年09月02日 17時30分 公開
[井上翔ITmedia]
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 ITmedia Mobileにおける1週間の記事アクセス数を集計し、その上位10記事を紹介する「ITmedia Mobile Weekly Top10」。今回は2021年8月23日から2021年8月29日までの1週間について集計し、まとめました。

HR01 オンラインショップで出荷遅延が続いている「home 5G HR01」

 今回のアクセス数の1位は、NTTドコモのオンラインショップにおいて、ワイヤレスホームルーター「home 5G HR01」の出荷に遅れが出ていることを報じた記事でした。

 前々回のランキングもそうだったのですが、home 5Gは一部の読者の皆さんからとても注目を集めているようで、とてもよく読まれます。どうやらドコモオンラインショップでの事前予約も好調だったようで、今回の出荷遅延につながったようです。

 home 5Gを含むワイヤレスホームルーターは「工事不要であること」と「店頭契約ならそのまま持ち帰れる」という2点が人気を集めている理由と言われています。しかし、使っている人に話を聞く限りでは、「マンション(アパート)に標準で備わるネット接続の速度が遅すぎる」「光インターネット(またはCATVインターネット)を引きたいけれど管理会社(建物の保有者)が認めてくれない」という切実な理由で契約に至った例も少なくありません。

 筆者は2年半前、工事の“当日”に集合住宅向けの光インターネットが開通できないというトラブルに遭遇しました。幸い(というほどでもないですが)、各所に相談した上で約1カ月後に注文を“戸建て”住宅向けに変更することで何とか光インターネットを引き込むことに成功しました。その間は、急きょ購入したauのワイヤレスホームルーター「WiMAX HOME 01」でしのぎました。

 ワイヤレスホームルーターは、このような「緊急事態」にも役立つ……のですが、固定インターネットサービスと比べると通信容量制限が厳しい傾向にあります。WiMAX HOME 01を避難的に使っていた時は、光インターネットのつもりで“いつも通り”に使うと「3日間で10GB」の容量制限に引っかかり、夜間の通信速度が極端に落ち込んでいました……。光インターネットも容量制限がないわけではありませんが、ワイヤレスホームルーターよりもしきい値はかなり緩めです。光インターネットのありがたみを痛感しました。

 現時点において設備の負荷面で難しいことは百も承知ですが、ホームルーターサービスを光インターネットと同じ感覚で使える日は来るのでしょうか……?

Jelly 2 Unihertz(ユニハーツ)が販売している小型スマートフォン「Jelly 2」はおサイフケータイ対応です

 ランキングの7位には、UnihertzのAndroidスマートフォン「Jelly 2」のレビュー記事が入りました。

 Jelly 2は、片手で収まるコンパクトサイズでありながら、日本向けモデルにはおサイフケータイ(モバイルFeliCa)を搭載していることが大きな特徴です。まず2021年2月に同社がクラウドファンディングのリターン(返礼品)として出荷を開始し、現在はFOXを通して全国の家電量販店やWeb通販サイト(※)などでも購入可能です。

(※)Amazon.co.jpではUnihertzがアマゾンジャパンを介して販売しています。サポートはFOXが提供します

 UnihertzがJelly 2におサイフケータイを搭載した経緯は、9月2日に掲載されたインタビュー記事にも記載されていますが、日本で同社の端末が非常に人気で、そのユーザーからの要望が多く寄せられたことが大きかったようです。重要な市場を大切にする姿勢が伺えます。

 価格も手頃なので、予備のスマホが欲しいという人や、今までのスマホに飽きてきた人にもおすすめです。

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