トーンモバイルがドコモの「エコノミーMVNO」へ参画 iPhone専用SIMをドコモショップで販売

» 2021年10月07日 15時48分 公開

 フリービットは、10月7日にNTTドコモの発表した「dポイントを活用したエコノミーMVNO」との連携に合意した。

 これに伴いフリービットグループは、今後設立を予定する新会社でNTTドコモとの販売代理店契約を締結。全国約2300店舗のドコモショップで「トーンモバイル for docomo(仮称)」の取り扱いを開始し、ドコモショップ店頭での新規契約、SIMサービスの初期設定/アカウント設定など顧客サポートに関する手続きが可能となる。また、ドコモショップでiPhoneとトーンモバイルのSIMを同時に購入することもできる。

 第1弾として、12月をめどに家族向け見守りサービス「TONEファミリー」を搭載したティーン向けSIMサービスの店頭販売を予定。子供が利用するiPhoneへSIM(MVNO回線)をセットし、簡単な設定を行うと居場所の見守りや遠隔コントロール、自画撮り被害を防止する機能などを利用できるiPhone専用SIMとなっている。対応機種はiPhone 5s(iOS 11.3)以降のSIMフリー版、NTTドコモ版で、auとソフトバンク版はSIMロックを解除したiPhone 6s(iOS11.3)以降に対応する。

フリービット TONEファミリー

 月額料金は未定だが、低料金でシンプルという体系は大きく変わらないとのこと。ちなみに現行のトーンモバイルは、オリジナルのTONE端末向けのSIMが月額1100円、TONE SIM for iPhoneが月額1650円。データ通信は無制限で利用でき、動画を視聴する際のみ1GBあたり330円(TONE端末向け)または490円(iPhone向け)のチケットを購入する。なお、低容量プランの提供は、現時点では予定していないとのこと。

 トーンモバイルでは現在、利用料金に応じてTポイントをためることができる。トーンモバイル for docomo(仮称)ではdポイントをためられるが、既存ユーザーは引き続きTポイントをためられる。トーンモバイルでためたTポイントをdポイントへ移行できるかどうかは未定。

フリービット 現行のTONE SIM for iPhoneは月額1650円

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2025年12月24日 更新
  1. 「iPhone 16e」が突然登場 「iPhone SE」とは微妙に違う立ち位置【2025年2月を振り返る】 (2025年12月22日)
  2. 「楽天カード」は2枚持てる? 2枚持ちのメリットや注意点を解説、持てない組み合わせもあり (2025年12月23日)
  3. “やまぬ転売”に終止符か 楽天ラクマが出品ルール改定予告、「健全な取引」推進 (2025年12月23日)
  4. 「スマートフォン・オブ・ザ・イヤー2025」開催 ハイエンド/ミッドレンジで10機種を選定 (2025年12月22日)
  5. シャープのAIロボ「ポケとも」と暮らしてみた スマホよりも自然に会話ができる“もう1人の家族”だ (2025年12月22日)
  6. 「iPhone 16e」の価格が出そろう Appleと4キャリアで最安はどこ? 一括価格と実質負担額を比較 (2025年02月21日)
  7. 「スシロー」アプリはスマホのバッテリーを消費しやすい? 無駄な動作を抑える方法 (2025年12月23日)
  8. メルカリで詐欺に遭った話 不誠実な事務局の対応、ユーザーが「絶対にやってはいけない」こと (2025年04月27日)
  9. 「HUAWEI WATCH GT 6」レビュー:驚異のスタミナと見やすいディスプレイ、今買うべきスマートウォッチの有力候補だ (2025年12月24日)
  10. 最長14日駆動のスマートウォッチ「GARMIN Venu 3」がセールで13%オフの4万8309円で販売中 (2025年12月22日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー