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» 2021年10月27日 10時46分 公開

「Xperia PRO-I」の実機に触れて撮影してみた レンズの出っ張りや可変絞り機能はどう?(3/3 ページ)

[小山安博,ITmedia]
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動画撮影機能も強化、外部モニターで自撮りも快適

 動画撮影機能も強化され、新たに「Videography Pro」アプリを開発。Vlogなど、よりライトな動画撮影向けに開発された動画専用アプリで、素早く設定を変更できるUI(ユーザーインタフェース)を採用して使い勝手を向上させた。

Xperia PRO-I 新たに搭載された「Videography Pro」アプリ。従来のCinematography Proに比べると操作は簡単になっている
Xperia PRO-I 画面下のシャッター速度やISOなどの表示をタッチすると設定変更画面になり、素早く制御できる

 Vlog向けのアクセサリーとして、外部モニター「Vlog Monitor(XQZ-IV01)」も用意。スマートフォンの背面に装着したモニターにXperia PRO-Iの撮影画面を表示することで、メインカメラで快適に動画の自撮りが行える。ワイヤレスリモートコマンダー機能付きシューティンググリップ「GP-VPT2BT」などを併用すれば、1型の高画質なメインカメラを使った自撮りがしやすい。

Xperia PRO-I シューティンググリップに装着した「Vlog Monitor」
Xperia PRO-I Xperia PRO-Iをセットしてケーブルをつなげば、撮影画面が表示される
Xperia PRO-I このようにメインカメラで簡単に自撮りができる
Xperia PRO-I Vlog Monitorにはマイクの装着も可能

 メインカメラの脇にモノラルマイクが新たに搭載されており、こうした自撮り撮影で威力を発揮する。マイク設定を変更してモノラルマイクを使うと、カメラ照明の音声を中心に音を録音するため、自撮りしながら話すVlogやYouTube撮影で音声がクリアに収録できる。これは要望の多かった機能だという。Vlog Monitorには外部マイクの接続も可能だ。

Xperia PRO-I メインカメラの横にあるのがモノラルマイク

 静止画と動画の手ブレ補正も強力。2100万画素の1型センサーから単純に4:3の1220万画素分を切り出しているわけではなく、動画用に16:9のエリアを広めに確保し、さらに手ブレ補正用にも周辺を切り出しているそうで、強力な「FlowlessEye対応ハイブリッド手ブレ補正」を実現している。

 なお、外観は複数のスリットが入ったような、またはパネルを積層したようなデザインをしており、サイバーショットシリーズだとRX0が採用していたようなデザインとなっている。これは厚みを増やさずに表面積を増やせる工夫で、放熱性能の向上が期待できる。また、滑り止めとしての効果もあるようだ。

Xperia PRO-I 側面のデザインも特徴的。RX0と同じデザイン。なお、RX0も24mmのTessarレンズを採用していたが、Xperia PRO-Iのレンズは新規開発したものだという

デュアルSIMのハイエンドスマートフォンとしても要注目

 スマートフォンとしては、Snapdragon 888を搭載し、メモリ12GB、ストレージ512GB、6.5型4K HDR対応有機ELディスプレイを採用する。基本的にはXperia 1 IIIと同等の性能と言ってよく、ハイエンドスマートフォンに位置付けられる。

 おサイフケータイも搭載するが、Xperia 1 IIIとは異なり、5Gミリ波には対応しない。5G Sub-6に関してはn3、n28、n77、n78、n79と国内のバンドをカバーしている。eSIMはサポートしないが、nanoSIMのデュアルSIMなので、2種類の音声回線を同時に利用可能。

 同時にXperia 1 IIIのSIMロックフリー版も発表されており、Xperiaの選択肢が拡大した形。カメラ機能、特にVlog、YouTubeの撮影を重視する人は要注目の製品といえる。

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