持ち運べる喜びを――ホームルーターをUQ WiMAX+5Gとpovo2.0で使ってみた5分で知るモバイルデータ通信活用術(1/3 ページ)

» 2021年11月18日 17時00分 公開
[島田純ITmedia]

 NTTドコモの「home 5G」やau(KDDIと沖縄セルラー電話)の「ホームルータープラン 5G」など、最近新たに登場したワイヤレスホームルーター向け料金プランは、届け出た設置住所以外で使えないものが増えています。

 そんな中、UQコミュニケーションズの「WiMAX+5G」向け料金プランでは、ホームルーターでも設置場所の制限がありません。そんな同社が販売する5Gホームルーター「Speed Wi-Fi HOME 5G L11」を旅先に持ち込む機会があったので、今回の「5分で知るモバイルデータ通信活用術」ではそのあたりの話をしてみようと思います。

【訂正:11月19日】初出時、auの「ホームルータープラン5G」とすべき所を「モバイルルータープラン5G」としている部分がありました。おわびして訂正いたします

L11 筆者が愛用する「Speed Wi-Fi HOME 5G L11」

WiMAX+5Gなら“持ち運べる”

 過去の連載でも紹介していますが、NTTドコモは「home 5G」、au(KDDIと沖縄セルラー電話)は「ホームルータープラン5G」、ソフトバンクは「SoftBank Air 5G」と、5G通信に対応したホームインターネットサービス(プラン)を提供しています。しかし、これらのサービスは「特定の場所でのみ利用できるワイヤレス通信サービス」という位置付けで、各社に届け出た住所から離れた場所では利用できない仕組みが取り入れられています。

 そのため、「使う場所を変えても(移動しても)使える」5G対応ホームインターネットサービスを追い求めると、記事掲載時点ではUQコミュニケーションズと同社のMVNO(auを除く)が提供している5G対応通信サービス「WiMAX+5G」の「ギガ放題プラス」(月額5005円)のみとなります。11月25日からはプランがWiMAX+5G対応ルーター全機種で使える「ギガ放題プラス モバイルルータープラン」とホームルーター専用の「ギガ放題プラス ホームルータープラン」(いずれも月額5005円)の2つに分かれますが、移動しても使えることに変わりはありません。

Speed Wi-Fi HOME 5G L12 11月5日に発売された「Speed Wi-Fi HOME 5G L12」も、WiMAX+5Gで利用すればコンセントのある場所に持ち運んで使える

 持ち運んで使えるという観点では「WiMAX 2+」と同じですが、WiMAX+5Gでは標準で「au 5G」や「au 4G LTE」のBand 1(2.1GHz帯)とBand 3(1.7GHz帯)エリアも使えるという大きなメリットがあります。WiMAX 2+の電波が入りづらい場所でも、au 5G/4G LTEの対応Bandが入るエリアであれば通信品質の改善を期待できます。

サービス比較 WiMAX 2+の「ギガ放題」とWiMAX+5Gの「ギガ放題プラス」の違い。WiMAX+5Gではau 5Gやau 4G LTEの一部エリアを標準で利用できることが非常に大きなメリットとなる(※:WiMAX 2+では「ハイスピードプラスエリアモード」における通信速度制限に抵触するとWiMAX 2+単独の「ハイスピードモード」でも当月末まで上下最大128kbpsの通信速度制限を受けます)

 筆者がよくL11を持ち込んで使う場所は、ちょうどWiMAX 2+の電波が弱い場所です。圏外とまでは行かないものの、固定インターネット回線の代わりと考えると厳しい速度しか出ません。一方で、au 4G LTEの電波がしっかりと入ることは分かっていました。

 WiMAX+5Gのサービスが始まる前は、WiMAX 2+対応のホームルーターをあらかじめau 4G LTEエリアでも通信できる「ハイスピードプラスエリアモード」に設定しておいた上で、他社(NTTドコモ)のSIMカードを入れて通信していました。WiMAX 2+ルーターは一部を除きSIMロックフリーなのでこのような“芸当”もできたのです。

 WiMAX+5Gのサービス開始後、ギガ放題プラスの契約とセットでSpeed Wi-Fi HOME 5G L11を購入して使ってみた所、今までのトリッキーなことをしなくても快適な通信環境を得られました。追加のエリア(au 4G LTEのBand 18/800MHz帯)を利用する「プラスエリアモード」を使うまでもありませんでした。

スマホ越し L11と接続したスマホから「Speedtest.net」アプリからスピードテストを実施。これだけの速度が出ればそこそこ快適に使える
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