ついに発表! 2021年を代表するスマートフォンは?(3/4 ページ)

» 2021年12月30日 07時30分 公開

村元氏の配点とコメント

ハイエンド部門

・Pixel 6 Pro:10点

  • AQUOS R6:8点
  • Galaxy Z Fold3 5G:7点
  • Galaxy Z Flip3 5G:0点
  • Xperia PRO-I:0点

ミッドレンジ部門

・Mi 11 Lite 5G:10点

  • OPPO Reno5 A:8点
  • AQUOS sense6:7点
  • motorola edge 20:0点
  • Redmi Note 9T:0点
村元正剛 村元正剛氏

 自分の中で1〜3位を決めて配点しました。Pixel 6 Proは、リアルタイム翻訳と日本語での文字起こし、カメラ機能、デザインの良さなどを評価しました。オンライン発表会を見ている段階からワクワクした1台ですし、端末を触っていてもワクワクした。一番楽しませてくれて、実際に使っても満足があるという意味で10点です。

 AQUOS R6も、発表会のときに1型センサー搭載という期待感が大きかったです。実際に使ってみても、有機ELディスプレイの表示が滑らかに見えて、ディスプレイ性能も高いと思いました。「AIライブシャッター」とか同社の独自機能を残しつつ、Leicaと協業して魅力が格上げされた気がします。

 3番手は、Galaxy Z Fold3 5G。購入してはいないですが、ペンと防水の対応もあって、そそられる要素は多かったですね。やっぱり、Netflixなどを見る時間も増えてきているので、大画面にも魅力を感じました。

 Xperia Pro-Iは楽しみにしているのですが、発表会で触っただけで評価できない部分もあったので4番手にしました。

 ミッドレンジは、Mi 11 Lite 5Gをデザインとコスパの良さで1番にしました。Xiaomi端末を実際に購入したユーザーからは、MIUIの使いづらさとか、「このアプリが動かない」といった話を聞いた一方で、そういった部分がアップデートで修正されていった話も聞きました。日本市場を重視している姿勢が見えてきたので、魅力的な端末ですし、同社が頑張ったということも踏まえて1位にしました。

 2番目に選んだのがOPPO Reno5 Aです。どちらを1位にするか悩んだ端末で、Reno5 Aの方がColorOSの成熟度が高かったり、おサイフケータイ対応だったり、と安心度は高いと思います。

 AQUOS sense6は、軽さと安心感を評価しました。ミッドレンジってどこか諦めなければいけない要素があったりしますが、同機は目立った欠点がありません。普通の人だったら、これで満足できるのではないだろうか、と思います。

島氏の配点とコメント

ハイエンド部門

・Galaxy Z Flip3 5G:10点

  • Pixel 6 Pro:7点
  • Galaxy Z Fold3 5G:5点
  • Xperia PRO-I:3点
  • AQUOS R6:0点

ミッドレンジ部門

・AQUOS sense6:10点

  • OPPO Reno5 A:7点
  • Redmi Note 9T:5点
  • Mi 11 Lite 5G:3点
  • motorola edge 20:0点
島徹 島徹氏

 2021年らしい特徴のあるモデルの中でも、特に実用的なモデルとしてGalaxy Z Flip3 5Gを10点にしました。これまでのスマートフォンの形状に飽きた人が、1〜2年使うなら最適なモデルだと思います。実際、防水やおサイフケータイにも対応しつつ、Vlogなどの自撮り、机に置いての撮影など、折りたたみならではの実用性も非常に優れています。

 Galaxy Z Fold3 5Gは1台で欲しい機能とタブレット的な要素が全て入っていて、管理が1台で済むのは魅力的です。ですが、私なら小型スマホとiPad miniという分けるスタイルの方が便利と感じる部分があったのと、価格帯の部分でやや点数を下げました。

 Pixleシリーズは、以前のモデルからカメラや機械学習を活用した機能が非常に魅力的だったのですが、Pixel 6 Proは、性能や充電周りを含めてようやく満足できるモデルになったと思います。翻訳や音声認識のレスポンスの良さに加え、Tensorのゲーミング性能が高い。ゲームプレイの支援機能や、ゲームごとに対応は異なりますが、最適化設定という仕組みができた点も魅力的です。細かい点を言えば、Pixel 6の方が平面ディスプレイと適度に抑えた解像度、価格の点で好みなのですが、Pixel 6 Proも魅力的なことに違いはありません。

 Xperia PRO-Iは、こういったモデルが登場したことに点数を入れています。ただし、カメラスマホとして完成度の高い「Xperia 1 III」が存在し、さらに上の価格帯でありつつ、一般的なスマートフォンの形状に収まっていることには不満足。もし、デジタルカメラのRX100をそのままスマホ化して、Vlogもサブディスプレイ内蔵やカメラの回転ギミックなど実現していたら、より評価していました。

 ミドル帯はスマホ初心者も含む層に向けて、どれだけ価格とサポート面で満足できるかを重視して見ています。AQUOS sense6はAQUOS sense4の仕様を踏まえて、弱点のカメラと重量、あと有機EL搭載という点に絞って強化し、ミドル帯で安心して買えるモデルと言う立ち位置を堅持した点を評価しました。OPPO Reno5 Aも、高コスパで防水おサイフ対応、さらにキャリアでの販売や保証サービス提供など、海外メーカーながらも多くの人が比較的安心して買いやすい点を評価しています。

 Mi 11 Lite 5Gはこの中で一番コスパが高くデザインも魅力的ですが、一般利用だとやや性能が過剰と感じる部分もあります。それより保証やサポート面に注力してほしかった。ゲームを安価に楽しむ用途ならイヤフォン端子が欲しいですし、求めるものとややズレがあります。

 一方、Redmi Note 9Tは、ソフトバンクから最安だと実質1円で販売された端末。Xiaomiのコスパがいかんなく発揮され、実用十分な処理性能やおサイフケータイ対応、大画面やスピーカー共に良好でした。販売がソフトバンクだけだったのがもったいないところです。

石川氏の配点とコメント

ハイエンド部門

・Xperia PRO-I:10点

  • Pixel 6 Pro:8点
  • AQUOS R6:7点
  • Galaxy Z Flip3 5G:0点
  • Galaxy Z Fold3 5G:0点

ミッドレンジ部門

・motorola edge 20:10点

  • AQUOS sense6:8点
  • Mi 11 Lite 5G:7点
  • OPPO Reno5 A:0点
  • Redmi Note 9T:0点
石川温 石川温氏

 ノミネート機種を決める際にも言いましたが、iPhoneという絶対的な存在がいる中で、各社がどう攻めていくかという視点で、2021年のハイエンドには非常に面白い傾向があったと思います。Appleに正面から勝とうとしているのがGoogle。自社製チップ作って勝負しようとしている姿勢を含めて、評価したいと思います。

 Xperia PRO-IとAQUOS R6に関しては、1型センサーを搭載して、カメラというハードで勝負してきています。その中で、Xperia PRO-Iは新しい使い方を提案しつつ、「Vlogを本当に取ろうと思ったらオプションも買ってね」というソニーの強いところに持っていっているのが面白いと感じました。

 Galaxyの2機種に関しては、候補を決める際には入れていたのですが、フォルダブル自体は3年前からやっているので、正常進化ではあっても目新しさには欠けるのかな、という評価です。

 ミッドレンジに関しては、各社が頑張っている中で、一番自分の中でインパクトがあったのが「motorola edge 20」。意外性っていうか、モトローラもやればできるんだ、と感じました。他のメーカーについても、いろいろと出してきている中で、妥当な進化は多いのですが、目新しさがあったわけではない。そういう視点で、こういった配点になりました。

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