とっても複雑なUSB Type-Cの世界 ケーブルのトラブルを防ぐには?(2/2 ページ)

» 2022年01月17日 06時00分 公開
[渡辺まりかITmedia]
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絶対に失敗したくない人は「Thunderbolt」

 あります。

 それは、USBでできることの全てが詰まっているThunderbolt 3ケーブル(長さ80cm以内)のパッシブケーブルまたはThunderbolt 4ケーブルを購入することです。

 表を見る限りでは、どちらも同じ性能に見えますが、Thunderbolt 4ではケーブル長さが2mまでであれば、最大40Gbpsでの転送速度が可能となりました。映像出力の面でも改良されています。

【訂正:2022年1月24日16時00分 初出時、Thunderbolt 3について誤った記述がありました。おわびして訂正いたします。】

 とはいえ、最新のものは値段が高くなりがちなので、モバイル用途であれば、長さ80cmまでのThunderbolt 3ケーブルを買っておけば間違いはないでしょう。充電もデータ転送もスピーディーに行え、しかもスマホが対応していればモバイルディスプレイに接続して大画面でスマホ内の写真や動画を鑑賞できます。GalaxyやHuaweiのハイエンドモデルのように、外部ディスプレイをつなぐことでデスクトップモードになるものであれば、PCのような作業も可能です。

 「USB規格のものを買いたいんだ!」という場合は、パッケージに注意しましょう。USB 3.2 Gen2×2であっても、映像出力に対応しているとは限らないからです。

 「オルタネートモード」「DisplayPort Alternate Mode」「Alternate Mode」に対応しているかどうかをよく確認してください。小さな文字で「映像出力には対応していません」と書いてあるものでは、モバイルディスプレイなどサブモニターにつなげられないので、気を付けましょう。

家にあるケーブルを見分ける

 最後に、「USB Type-Cケーブルが家にたくさんあるんだけど、規格の手掛かりがない」という場合に、それを見分ける簡単な方法をお伝えします。

 それはズバリ、線の太さを確認することです。

 たまに存在する充電専用USB Type-Cケーブルの太さは非常に細いものです。逆に、Thunderbolt 4のように、データ転送速度が速く、映像データまで流せるようなものではかなり太くなります。

USB端子 左がUSB 2.0、右がThunderbolt 3のケーブル。左のケーブルはデータ通信可能なものだが、それでもこれだけ太さが違う
USB端子 同じ性能を持つものでも、ケーブルを強化するために巻いているものによって、やたらと太いものもあるので注意が必要
USB端子 USB Type-C to Cケーブルではないが、充電のみのものはかなり細い(上)。比較に使用しているのはUSB 2.0ケーブル

 また、実際にスマホとPCを接続し、データ通信できるかを確認する方法もあります。時間のあるときにチェックして、見分けられるような印をつけておく、またはUSBのバージョンが古いものは捨ててしまう、などしておくと、いざというときに困らないでしょう。

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