NTTドコモは3月14日から、「Galaxy S10 SC-03L」「Galaxy S10+ SC-04L」「Galaxy S10+ Olympic Games Edition SC-05L」に対するOSバージョンアップサービスを開始した。バージョンアップ後のOSは「Android 12」となる。
OSバージョンアップにより、カメラ/マイクの使用におけるアイコン表示、「おおよその位置情報」の伝達への対応といった機能が利用できるようになる。また、アプリのポップアップ表示中において、ヘッダーから「ピン」オプションを選択することでポップアップウィンドウが常時表示する機能に対応した。
ギャラリーアプリでは、コラージュを作成する際、最大4件まで動画も混合でコラージュを作成できるようになる。ディスプレイでは「高コントラスト」モードと「拡大して表示」モードが追加される。高コントラストモードは、「ダークモード」「高コントラストフォント」「高コントラストキーボード」一括で有効化した上で、描画時のアニメーションを削減することで画面の透過度とぼかしを減らせるという。拡大して表示モードは「フォントサイズ」と「画面ズーム」を標準よりも少し大きくする設定(プラス1)と、「ハイライトボタン」と「太字フォント」を有効化する設定が一括設定される。両モードを元に戻したい場合は「標準モード」を選べば良い。
バージョンアップに合わせて、カメラの「シングルテイクモード」の設定画面にシャッターボタンが表示される場合がある不具合や、ルーペウィジェットを起動すると画面に横線が表示される場合がある不具合を解消する。セキュリティパッチも2022年2月のものに更新される。
標準の更新時間は、端末本体(Wi-Fiが必要)で行う場合は約42分、「Smart Switch」をインストールしたWindows PC/Macと接続して行う場合が約70分となる。
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