NTTドコモのモバイル社会研究所は5月9日、シニアがスマートフォンを所有するきっかけについての調査結果を発表した。調査対象は関東1都6県の60〜79歳の男女で、有効回答数は709件となる。
スマートフォンを所有するきっかけの多くが「家族のすすめ」「周囲にスマホを持っている人が増えた」「使いたい機能・アプリがあった」となっており、これらは全体の6割を超えた。
直近でスマートフォンを所有した理由については、「家族から勧められた」「フィーチャーフォンが使えなくなると聞いた」が多いが、「使いたい機能・アプリがあった」「仕事で必要となった」といった理由は減少傾向にある。これは、3Gサービスの終了(auは2022年3月末、ソフトバンクは2024年1月下旬、NTTドコモは2026年3月末に終了)や、スマートフォンの普及が関係していると推察される。
性年代別にスマートフォンの所有理由を見てみると、男性の場合は「仕事で必要になった」、女性の場合は「家族からのすすめ」が多いことが分かった。
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