povoに申し込み集中で本人確認に時間がかかる事態に 楽天モバイルからの移行も

» 2022年05月16日 14時11分 公開
[田中聡ITmedia]

 auのオンライン専用プラン「povo」に申し込みが集中しており、本人確認に時間がかかっていることが分かった。5月14日9時頃からこの状況が続いているという。

povo2.0 KDDIのお知らせ

 povoでは本人確認をオンラインで行う「eKYC」を導入しているが、裏側では担当スタッフが確認しているため、スタッフを増員しているという。KDDIによると、「17日までには解消する見込み」とのこと。

 14日の前日、5月13日には楽天モバイルが新料金プラン「Rakuten UN-LIMIT VII」を発表。1GB以下は月額0円で利用できるRakuten UN-LIMIT VIに対し、VIIでは1GB以下だと月額1078円(税込み)に値上げする。このプランは既存ユーザーにも7月以降適用されるため、早めに解約する動きが出ているようだ。KDDIによると、新規契約と楽天モバイルからpovoへの乗り換えが増えているという。

 povoの現行プラン「povo2.0」では、基本料金0円で、データ通信はオプションの「トッピング」を組み合わせて利用する。Rakuten UN-LIMIT VIとpovo2.0は、基本料金0円から利用できるプランとして注目されていたが、楽天モバイルが0円をやめることから、povoへの移行が今後も増えそうだ。

povo2.0 povo2.0は基本料金0円で回線を維持できる

5月16日22時追記

 KDDIによると、対応スタッフの増員により、5月16日19時頃、本人確認に時間がかかる状態は解消したとのこと。

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