長い間Androidスマホを使っていると、空き容量がなくなってくるかもしれません。容量がいっぱいになると、アプリをダウンロードできなくなったり、スマホがうまく動かなくなったりすることがあります。容量を確保したいときは、まず「設定」アプリで端末の空き容量をチェックしてから、端末内の不要なものを順番に削除していきましょう。
検証にはAndroid 12搭載の「Pixel 4a(5G)」を用いていますが、機種やOSのバージョンによって機能の項目が異なる場合もあります。
まずは、Androidスマホの空き容量を確認してみましょう。「設定」アプリで「ストレージ」をタップしてチェックできます。「ストレージ」画面では、ストレージ使用量やカテゴリーごとの使用内訳が表示されます。
次に、不要な写真や動画があれば削除しましょう。「Google フォト」アプリで写真や動画を選択して、ごみ箱のアイコンをタップします。ごみ箱の中のデータも消去しておくと、容量を節約できます。
なお、Google フォトでバックアップを取っている場合は、スマホ上の写真や動画を削除してもバックアップしたコピーを閲覧可能です。
また、ダウンロードした音楽や映画などのメディアは容量が大きいので、減らしておくと安心です。ダウンロードに使用したアプリから削除できます。音楽や動画の配信アプリを利用している人は確認してみましょう。
ダウンロードに使用したアプリを起動する。ここでは「YouTube Music1」を開いて「ライブラリ」→「オフライン」→曲の横にある縦向きの「…」を順にタップ(写真=左)。ダウンロードした曲の一覧から不要なものを削除する(写真=右)スマホに保存したファイルも数が多いと、容量を取ってしまうことがあります。不要なファイルがあれば、削除してしまいましょう。端末によって、アプリの名称や保存ファイルの表示の仕方は異なりますが、「Xperia」シリーズの場合は「File Commander」アプリ、「AQUOS」シリーズや「Pixel」シリーズでは「Files」アプリから削除します。
必要ないアプリやアプリデータも消去しておくと、空き容量を増やせます。応答しないアプリを閉じたり、不要なアプリをアンインストールしたりしてみましょう。
それでもまだ容量が埋まっている場合は、アプリのキャッシュとデータを削除してみてもいいかもしれません。アプリを選択して「キャッシュを削除」をタップすると、一時的に保存されていたデータを削除可能です。「ストレージを消去」をタップすると、これまでのアプリデータが削除されます。
iPhoneのストレージが足りないときに空き容量を確保する方法
今、スマートフォンのストレージが64GBでは厳しいと思う理由
「iPhone SE(第3世代)」は買いか? iPhone 13 ProやSE(第2世代)と使い比べて分かったこと
スマホの内蔵ストレージ、「64GB」で足りる? 足りない?
iPhoneの写真、「iCloud」と「Google フォト」どちらに保存する? 両者を改めて比較
「jetfon」「変なSIM」登場 改めて「クラウドSIM」のメリット・デメリットを知ろうCopyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.