今日から始めるモバイル決済

さあ、スマホのクレカで船に乗るぞ!――できるかぎりスマホのタッチ決済だけで「船」と「電車」に乗る旅に出た(後編)2022年大型連休の思い出(1/5 ページ)

» 2022年06月22日 11時00分 公開
[井上翔ITmedia]

 5月の大型連休中、私はできる限りスマートフォンのタッチ決済だけ使って東京→岡山→高松→徳島→大阪→京都→滋賀→愛知→東京を巡る旅に出ました。1日目は東京から岡山まで移動して、2日目の午前中は日本三名園の1つである後楽園で散歩した後、列車で高松駅まで移動しました。

 この記事(後編)では、地元私鉄の電車に乗った後、京都市内まで移動するまでの道のり(2日目の終わりまで)を見ていきましょう。

【更新:12月8日11時】本連載は3回を予定していましたが、諸事情によりこの記事(2回)で終了致します。それに伴い、記事タイトルと本文の一部を修正いたしました。続編を楽しみにしていた皆さまにおわびいたします

高松駅 おサイフケータイで岡山駅から高松駅まで移動してきました

2日目(中盤):地方私鉄に乗ってから徳島へ

交通系ICカードで乗れる地方私鉄がある

 JR高松駅から少し離れた場所に、高松琴平電気鉄道(琴電/ことでん)の「高松築港(たかまつちっこう)駅」があります。徳島までの移動に少し時間があったこともあり、少しだけ琴電琴平線に乗車することにしました。

築港駅 琴電の高松築港駅は、高松駅から少し離れた場所にあります

 琴電は2005年から「IruCa(イルカ)」という独自のICカード乗車券を導入しており、駅構内の自動販売機などではチャージ残高を使った電子マネーとしても利用できます。2018年月からはJR西日本(西日本旅客鉄道)の「ICOCA(イコカ)」と、ICOCAとの相互利用に対応する交通系ICカードでの乗車に対応しました(※1)。もちろん、「モバイルSuica」でも乗車できます

(※1)特殊なデータ(福祉乗車証など)が書き込まれている場合は利用できない場合があります

 ただし、ICOCAを含む交通系ICカードを琴電で使う場合、以下の制約があります。

  • 駅の自動チャージ機ではチャージできない
    • IruCa取扱窓口のある駅やバス案内所では窓口でチャージ可
  • 駅構内のIruCa対応自動販売機では電子マネーとして利用できない
  • 琴電と「ことでんバス」との乗継割引は適用できない

 なお、IruCaは他の交通系ICカードとの相互利用は行っていません

チャージ機 駅にあるチャージ機はIruCa“専用”です。ICOCAを含む交通系電子マネーを現金チャージしたい場合は、IruCa取扱窓口のある駅の窓口か、近隣の大手コンビニエンスストアでチャージしましょう。モバイルSuica(モバイルPASMO)であれば、登録してあるクレジットカード/デビットカード/プリペイドカードでのチャージも可能です
Iruca ことでんグループ独自のICカード乗車券「IruCa」は、早い段階から電子マネーとしての利用にも対応していて、琴電の駅構内にも対応する自動販売機が置かれています

 改札機は、ゲートタイプの「自動改札機」とポールタイプの「簡易改札機」を駅によって使い分けています。後者の場合、乗車用と降車用の機械は別々にあるので、かざす機械を間違えないように気を付けてください。

 時間の都合で、今回は高松築港駅から瓦町駅までのみ乗車しましたが、両駅共に自動改札機を設置しています。ただし、この自動改札はICカード(IruCaまたは交通系ICカード)専用ですので、紙の乗車券類を利用する場合は係員のいる窓口を通ってください。

自動改札機 高松築港駅の自動改札機はICカード専用なので、紙の乗車券を利用する場合は係員のいる改札口を通ってください
タッチ部分 ICカードの読み取り部に描かれているのはIruCaですが、モバイルSuicaを含む交通系ICカードをかざしても問題ありません

 本当は琴電を堪能したかったのですが、時間の都合で2つ先の瓦町駅で降りました。折り返しの電車まで少し時間が空くので、タクシーで高松駅まで戻ることに。運賃はおよそ1000円だったのですが、タッチ決済に対応しておらず、現金で支払いました。この旅で初めて現金を使うことに……。

琴電の車両 琴電には「琴平線」「長尾線」「志度線」の3路線がありますが、写真のように元々は京浜急行電鉄(京急)で活躍していた車両の他、名古屋市営地下鉄や京王帝都電鉄(現在の京王電鉄)で活躍していた車両も在籍しています
       1|2|3|4|5 次のページへ

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2026年06月11日 更新
  1. スマホの“ミニ”外付けディスプレイが流行の兆し? 若者がインカメラではなく「アウトカメラ」で自撮りする理由 (2026年06月10日)
  2. IIJmioのスマホ大特価セール 中古「iPhone SE(第3世代)」が4980円、「OPPO Reno11 A」が9980円など (2026年06月09日)
  3. ドコモの通信障害に“AIエージェント”が先手 「SNSの投稿」も常時監視するオペレーションセンターの裏側 (2026年06月10日)
  4. JR東日本が2027年春から「二次元コード乗車券」を導入 近距離券売機での磁気券は順次廃止へ (2026年06月09日)
  5. ソフトバンクが「今回もやる」とGalaxy S26を月額1円で販売――販売方法を早急に見直さないと撤退を迫られるメーカーも (2026年03月08日)
  6. あのシャープが「ウェアラブル」に参戦? スマホ「AQUOS」新製品予告 詳細は16日に発表 (2026年06月10日)
  7. 「Pokemon GO Fest 2026:東京」のモバイル通信は快適だった? 初対策の楽天モバイルがピーク時に“最速”も記録 (2026年06月10日)
  8. iOS 27は「iPhone 11」以降で利用可能 iOS 26から据え置きで過去最大のiPhoneに対応 (2026年06月09日)
  9. あなたの街の「スマホ決済」キャンペーンまとめ【6月版】〜PayPay、d払い、au PAY、楽天ペイ (2026年06月08日)
  10. 「それ、家じゃダメなの?」──スタバ長時間滞在に冷ややかな目 “スマホ操作”に“PCで仕事”も (2026年06月07日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー