Googleは7月21日、同社のスマートフォン「Pixel 6」「Pixel 6 Pro」をソフトバンクのネットワークで利用すると、まれに緊急通報(110/118/119番)の再発信を行えなくなることがあることを明らかにした。両モデルを販売しているソフトバンクからも同日に同様の告知が行われており、影響を受ける可能性のあるユーザーにはSMSまたはMMSで順次連絡を行っている。
この事象は、Pixel 6/Pixel 6 Proをソフトバンク回線で利用している場合に発生する可能性がある。緊急通報を行い終話した後に、緊急通報番号へ再発信すると、まれに接続できないことがあるという。
この事象の回避策として、両社は緊急通報後に緊急通報番号へ再発信する際には以下のいずれかの操作を行うように案内している。
今後の対応策についてはGoogleやソフトバンクから示されてはいないが、過去の事例を踏まえると、今後のソフトウェア更新で問題を解消するものと思われる。
なお、携帯電話端末に緊急通報関連の不具合が生じた場合、原則として総務省の「電気通信機器の基準認証制度における技術基準への不適合等の事例について」の事例として紹介される(参考記事)。7月25日12時現在において、本件は事例として掲載されていない。
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