中国OnePlusは8月3日(米国時間)、新スマートフォン「OnePlus 10T」を発表した。米国で9月1日に予約受付を開始する。価格は649ドル(約8万6000円)から。
OnePlusはこれまで、少なくとも米国では「OnePlus n」(nには任意の数字が入る)、「OnePlus n Pro」、「OnePlus nT」という3モデルでシリーズ展開してきた。OnePlus 10Tは1月発表の「OnePlus 10 Pro」の系列になる。Tはシリーズ中の廉価版という位置づけだったが、OnePlus 10Tはそうとも言い切れないスペックだ。なお、「OnePlue 10」というモデルは、少なくともまだない。
OnePlus 10T(以下「10T」)はOnePlus 10 Pro(以下「10 Pro」)と似たデザインで、プロセッサ、RAM、高速充電機能など、一部のスペックは10 Proより高い。一方、カメラ、防水ではなく耐水、無線充電非対応、シリーズで評判のいいアラートスライダーがないことなど、10 Proより低い機能もある。
プロセッサは5月に米Intelが発表したハイエンドの「Snapdragon 8+ Gen 1」を搭載する。
その他の主なスペックは、ディスプレイは6.7型(1080×2412ピクセル)の有機ELでリフレッシュレートは120Hz、メモリ+ストレージは米国では8GB+256GBか16GB+256GB、アウトカメラは5000万画素の広角、800万画素の超広角、200万画素のマクロのトリプル、インカメラは1600万画素の広角のシングル。バッテリーは4800mAhで150Wの高速充電に対応するが、無線充電には非対応だ。色は黒と緑の2色。耐水レベルについての記載はない。
米国の他、英国とインドでも販売するが、日本で発売するかどうかは不明だ。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.