シャープが9月26日、スマートフォンAQUOSの新モデル「AQUOS sense7 plus」を発表した。国内ではソフトバンクのみが取り扱い、2022年秋以降の発売を予定している。カラーはディープカッパー、シルバー、ブラックの3色。
AQUOS sense7 plusは、同時に発表したミッドレンジスマートフォン「AQUOS sense7」の派生モデル。plusと名の付く通り、AQUOS sense7の6.1型よりも大きな6.4型フルHD+(1080×2340ピクセル)IGZO OLEDを搭載している。ただ、単にディスプレイを大きくしただけでなく、「動画視聴」と「サウンド」に関する機能を強化している。
映像に関しては、YouTubeを始めとしたストリーミング動画のフレームを、24fpsから120fpsに補間できるようにした。さらに、フレーム合間に黒画像を挟むことで、240Hz駆動で表示でき、より滑らかな動画を視聴可能になる。スマートフォンAQUOSでは初めて、動画再生用の専用チップ(LSI)を搭載したことで、著作権保護された映像コンテンツもフレーム補間が可能になった。フレーム補間できるコンテンツに制限はないが、設定から個別に指定することもできる。
シャープが「AQUOS史上最高」をうたうステレオスピーカーを備えることも特徴の1つ。大口径と大振幅スピーカーユニットを装備しながら、左右のスピーカーが干渉しないよう本体内部から独立させたBOX構造とすることで、AQUOS sense6比で低音域の音圧は2倍、帯域幅は1.4倍を確保したという。
その他のスペックは、AQUOS sense7とほぼ同じ。1/1.55型の大型センサーや画質エンジン「ProPix4」を備えた5030万画素カメラを搭載。プロセッサはSnapdragon 695 5G、メインメモリは6GB、内蔵ストレージは128GBで、容量5050mAhのバッテリーを備える。生体認証は指紋と顔の両方をサポートしており、マスクを装着したままの顔認証も可能。SIMはnanoSIMとeSIMのデュアルSIMに対応している。
本体サイズは約76(幅)×160(高さ)×8.2(奥行き)mm、重量は約172g。OSはAndroid 12をプリインストールしており、最大2回のOSバージョンアップを保証する。
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