中国Xiaomiは10月4日(中央ヨーロッパ時間)、ドイツのミュンヘンで開催した発表イベント「Xiaomi Launch 2022」で、次期フラグシップスマートフォン「Xiaomi 12T」と「Xiaomi 12T Pro」を発表した。昨年日本にも投入した「Xiaomi 11T/11T Pro」の後継に当たる。
上位モデルの12T Proは749ユーロ(約10万8000円)から、12Tは599ユーロ(約8万6000円)から。ちなみに11T Proは649ユーロ(約9万3000円)からだった。
12T Proの最大の特徴は、韓国Samsung EletcronicsのカメラセンサーHP1採用の2億画素カメラだ。
このセンサーは、16ピクセルを組み合わせる「ピクセルビニング」技術を使って2億画素の写真を合成する。
12T Proのその他の主なスペックは、2022年発売の他のAndroidフラグシップと並ぶものになっている。プロセッサは米QualcomのSnapdragon 8+ Gen 1、メモリは8GBか12GB、ストレージは128GBか256GB、ディスプレイは6.67型の有機EL(2712×1220ピクセル、リフレッシュレートは120Hz)、アウトカメラは2億画素のメイン、800万画素の超広角、200万画素のマクロカメラのトリプル、インカメラは200万画素のシングル。バッテリーは5000mAh(今どき珍しく120Wの充電器が付属する)。本体カラーはブルー、ブラック、シルバーの3色。
12Tの12T Proとの大きな違いはプロセッサとアウトカメラ構成だ。プロセッサがMediaTeckのDimensity 8100Ultraで、メモリは8GB一択、ストレージは128GBか256GB。アウトカメラは1億800万画素の広角、800万画素の超広角、200万画素のマクロのトリプル、インカメラは200万画素のシングルだ。ディスプレイサイズやバッテリー容量、カラー構成などはProと同じだ。
発表イベントではこの他、Androidタブレット、スマートウォッチ、スマート家電(テレビや掃除機、電動歯ブラシ)なども発表された。
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