NTTドコモが10月6日、モバイルWi-Fiルーターの新モデル「Wi-Fi STATION SH-54C」(シャープ製)を発表。2023年1月以降に発売する。
SH-54Cは、2021年9月に発売した「Wi-Fi STATION SH-52B」の後継機。SH-52Bでは省かれたミリ波に加え、新たに5G SAにも対応している。下り最大4.9Gbps、上り最大1.1Gbps(いずれも理論値)の高速通信に対応しており、「ドコモ史上最速ルーター」をうたう。なお、LANケーブル使用時は下り最大1Gbps、USBテザリング使用時は下り最大5Gbps、Wi-Fi接続時は下り最大2.4Gbpsとなる。最新の無線LAN規格である「Wi-Fi 6」にも対応している。
SH-52Bでは本体にLANポートを内蔵していたが、LANポートを使用する際に「端末が発熱しやすい」という声が挙がったた。そこでSH-54CではLANポートを内蔵せず、付属のUSB-Ether変換ケーブルを用いて有線接続する仕様に変更した。別売りのUSB3.2(Gen1)対応ケーブルを用いれば、USBテザリングを使用できる。
従来モデルと同様、Wi-Fi STATIONのディスプレイに表示させたQRコードをスマートフォンのカメラで読み込むと、スマホ側でルーターと自動で接続する機能も備えている。
本体サイズと重量は未定、カラーはブラック1色。容量4000mAhのバッテリーを内蔵している。同時接続台数はWi-Fiが最大16台、有線LANとUSBはどちらか1台となっている。
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