2022年を振り返る(2月編):タフネスの代名詞「G'zOne」が復活することはあるのか?Mobile Monthly Top10

» 2022年12月20日 15時00分 公開
[井上翔ITmedia]

 2022年も、残りわずかとなりました。ITmedia Mobileのアクセスランキングを月単位でチェックしつつ、この年を振り返っていこうと思います。今回は、2月における記事のアクセス数のトップ10を紹介します。

G'zOne TYPE-XX KDDIが企画し、カシオ計算機の協力の下で京セラが製品化した「G'zOne TYPE-XX」

 1月と同様に、2月もスマートフォン決済のキャンペーンをまとめた記事が多く読まれました。アクセス数の1位、2位、4位、5位に入りました。

 スマホ決済に関する記事が人気を集める中、アクセス数の10位にはau(KDDIと沖縄セルラー電話)が2021年12月に発売した「G'zOne TYPE-XX」に関するインタビュー記事が入りました。

 G'zOne TYPE-XXは、「G'zOne」ブランドの20周年を記念して誕生したケータイ(フィーチャーフォン)です。G'zOneはカシオ計算機が保有するブランドで、その“復活”には同社の協力が欠かせません。しかし、同社は2013年をもって携帯電話端末事業から撤退しています(参考記事)。そこでKDDIはカシオ計算機に打診をし、実際の設計と生産を京セラが請け負うという形で“復活”を果たすことになりました。

 G'zOneブランドはタフネスさを強みとしており、「これがあるからこそauを使い続けている」という人も少なからず存在します。それだけに、カシオ計算機の事業撤退はユーザー視点でも“痛い”出来事でした。事実上の後継として、京セラから「TORQUE(トルク)」ブランドのスマホやケータイがリリースされますが、それでも「G'zOneは……?」という声は少なからずあったようです。いろいろなタイミングが“ピッタリ”と合ったことで、G'zOneは見事に復活したことになります。

 そんなメモリアルモデルであるG'zOne TYPE-XXは、つい先日に発売から1周年を迎えました。最近は「見た目はスマートでも頑丈」という端末も登場している中、見た目からして“タフネス”を貫いたG'zOneが再び復活する日は来るのでしょうか……? TORQUEも最新モデルの登場から2年弱となるので、そろそろ……。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2024年04月26日 更新
  1. 楽天モバイルのスマホが乗っ取られる事案 同社が回線停止や楽天ID/パスワード変更などを呼びかけ (2024年04月23日)
  2. シャープ、5月8日にスマートフォンAQUOSの新製品を発表 (2024年04月24日)
  3. スマホを携帯キャリアで買うのは損? 本体のみをお得に買う方法を解説 (2024年04月24日)
  4. Vポイントの疑問に回答 Tポイントが使えなくなる? ID連携をしないとどうなる? (2024年04月23日)
  5. 通信品質で楽天モバイルの評価が急上昇 Opensignalのネットワーク体感調査で最多タイの1位 (2024年04月25日)
  6. 貼り付ければOK、配線不要の小型ドライブレコーダー発売 スマート感知センサーで自動録画 (2024年04月25日)
  7. 中古スマホが突然使えなくなる事象を解消できる? 総務省が「ネットワーク利用制限」を原則禁止する方向で調整 (2024年04月25日)
  8. ドコモ、「Xperia 10 V」を5万8850円に値下げ 「iPhone 15(128GB)」の4.4万円割引が復活 (2024年04月25日)
  9. スマートグラス「Rokid Max 2」発表 補正レンズなくても視度調節可能 タッチ操作のリモコン「Rokid Station 2」も (2024年04月25日)
  10. 「iPhone 15」シリーズの価格まとめ【2024年4月最新版】 ソフトバンクのiPhone 15(128GB)が“実質12円”、一括は楽天モバイルが最安 (2024年04月05日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー

2024年