マイナンバーカードを取得した理由は? 活用法で知らなかったことは?

» 2023年01月16日 15時30分 公開

 ネオマーケティングは、1月16日に「マイナンバーカード」「マイナポイント」をテーマとしたインターネットリサーチの結果を発表した。対象はマイナンバーカードを取得している全国の20〜60代の男女2000人で、調査期間は11月8日〜11月9日。

 マイナンバーカードを取得した理由は「マイナポイントがもらえるから」が70.0%、「本人確認書類(身分証明書)として使えるから」が42.9%、「住民票、印鑑証明書などの各種証明書をコンビニで取得できるから」が27.4%と続く。利用シーンは「本人確認書類(身分証明書)として使用する」が43.2%、「各種証明書のコンビニでの取得」が28.3%で、20代の54.3%が本人確認書類として使用したことがある。

ネオマーケティング マイナンバーカードを取得した理由
ネオマーケティング 実際にマイナンバーカードを使用したシーン

 マイナンバーカードの活用方法として知らなかったものは「子どもの予防接種や検診歴をオンラインで確認する」「子どもの予防接種や乳幼児健診のお知らせをオンラインで受け取る」「児童手当の手続・保育所の入所申請など子育て関連の行政手続をオンラインで行なう」など。マイナポータルの子育て関連の機能は認知度が低いことが分かった。

ネオマーケティング マイナンバーカードの活用方法として知らなかったもの

 確定申告のオンライン申請にマイナンバーカードを使用したユーザーへ、作業時間がどの程度短縮したか聞くと「10分以上30分未満」との回答が最も多く、平均では26.9分短縮された。取得してよかったという回答は計51.1%となり、マイナポイント第2弾へ申し込んだ、または申し込み予定は68.5%となった。

ネオマーケティング マイナンバーカードを取得してよかったと思うか

 マイナポイント第2弾へ申し込みにかかった時間で最も多い回答は「10分以上20分未満」の33.8%で、平均は24.5分。申し込みの難易度は計78.3%が「簡単だった」と回答し、60代も計73.8%が簡単だったと答えている。マイナポイントの使い道は生活費、教育費などに使ったとの回答が約半数となった。

ネオマーケティング マイナポイント第2弾の申し込みは簡単だったか
ネオマーケティング マイナポイントの使い道

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2025年12月05日 更新
  1. 飲食店でのスマホ注文に物議、LINEの連携必須に批判も 「客のリソースにただ乗りしないでほしい」 (2025年12月04日)
  2. 「楽天ポイント」と「楽天キャッシュ」は何が違う? 使い分けのポイントを解説 (2025年12月03日)
  3. 「スマホ新法」施行前にKDDIが“重要案内” 「Webブラウザ」と「検索」選択の具体手順を公開 (2025年12月04日)
  4. 三つ折りスマホ「Galaxy Z TriFold」の実機を触ってみた 開けば10型タブレット、価格は約38万円 (2025年12月04日)
  5. NHK受信料の“督促強化”に不満や疑問の声 「訪問時のマナーは担当者に指導」と広報 (2025年12月05日)
  6. 楽天ペイと楽天ポイントのキャンペーンまとめ【12月3日最新版】 1万〜3万ポイント還元のお得な施策あり (2025年12月03日)
  7. 楽天の2年間データ使い放題「バラマキ端末」を入手――楽天モバイル、年内1000万契約達成は確実か (2025年11月30日)
  8. サイゼリヤの“注文アプリ”が賛否を呼ぶ理由──「使いやすい」「紙メニュー前提」など多様な意見 (2025年11月23日)
  9. Z世代で“友人のInstagramアカウント乗っ取り”が流行? いたずらで済まない不正アクセス禁止法違反 保護者が注意すべきこと (2025年12月04日)
  10. 鉛筆デザインのiPad用スタイラスペン「Nelna Pencil」発売 物理ボタンに9機能を設定可能 (2025年12月03日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー