“神ジューデン”スマホの姉妹機「Xiaomi 12T」が海外で発売 Xiaomi 12T Proとの違いは?山根康宏の海外モバイル探訪記

» 2023年01月18日 11時41分 公開
[山根康宏ITmedia]

 Xiaomiが日本で展開している「Xiaomi 12T Pro」は、2億画素カメラを搭載しつつ、120Wの急速充電で5000mAhバッテリーを19分という超高速で充電できることから「神ジューデン」の愛称がつけられています。筆者はグローバルで発売直後の10月に実機を触ってみましたが、充電速度もさることながら2億画素カメラにも興味を覚えました。

 そのXiaomi 12T Proと同時に海外で発売されたモデルが「Xiaomi 12T」です。Proの名前が付かないことから分かるように、ベースとなる性能は同等ながら、一部スペックを落として価格を下げています。

Xiaomi 12T 神ジューデンスマホの弟分になる「Xiaomi 12T」

 Xiaomi 12Tのスペックは、プロセッサがMediaTekのDiensity 8100-Ultra、アウトカメラは1億800万画素です。それ以外のスペックはほぼXiaomi 12T Proと同じであり、Xiaomi 12T Proの弟分がXiaomi 12Tということになります。

Xiaomi 12T 外観はXiaomi 12T Proと変わらない

 本体のカラバリも同じなので、両者全く同一の外観に見えます。しかしカメラ部分を見るとXiaomi 12T Proは「200MP」(200メガピクセル)の表記がありますが、Xiaomi 12Tは「108MP」です。1億800万画素でも十分すごいのですが、2億画素を見てしまうと「スペックが低いのかな」とつい思ってしまいますね。また本体のサイズも同等ですが、重量はXiaomi 12Tが3g軽くなっています。この3gはカメラモジュールの重量差なのでしょう。

Xiaomi 12T 背面もパッと見るとXiaomi 12T Proと変わらない

 側面から見るとカメラ部分は台座が出っ張っていますが、フラットな形状です。実はここが大きな差で、Xiaomi 12T Proはさらにアウトカメラ周りがもう1台盛り上がっているのです。ケースをつけると目立ちませんが、2億画素カメラはやはりモジュールが大きいということなのでしょう。

Xiaomi 12T カメラ部分。台座はフラットだ

 別の色のモデルでの比較となりますが、カメラ部分を比較してみましょう。次の写真で黒ボディーがXiaomi 12T、シルバーがXiaomi 12T Proです。カメラ部分の違いが分かるでしょう。

Xiaomi 12T Xiaomi 12T(黒)とXiaomi 12T Pro(シルバー)のアウトカメラ部分の差

 ところで、1億800万画素と2億画素で、写真の出来はどれくらい違うのでしょうか。まず1億800万画素と2億画素で同じような写真を撮ってみると、写真のファイルサイズは約10MBと約50MB。2億画素で撮影すると、恐ろしくサイズは大きくなります。しかし室内でのライト部分など、2億画素の方がうまく表現できているようです。

Xiaomi 12T Xiaomi 12Tの1億800万画素撮影(左)とXiaomi 12T Proの2億画素撮影(右)

 大きく拡大してみると、両者の画質差がより分かります。海外での販売価格はXiaomi 12Tの8GB+128GBモデルが649.9ユーロ(約9万2000円)、Xiiaomi 12T Proの12GB+256GBモデルは799.9ユーロ(約11万3000円)。カメラの画素数とメモリ容量で約2万円の差をつけ、Xiaomiはこれら“神ジューデンな”スマートフォンをより多くの消費者に販売しようとしているわけです。

Xiaomi 12T 同じ構図の写真の一部を拡大。Xiaomi 12Tの1億800万画素撮影(左)とXiaomi 12T Proの2億画素撮影(右)

 Xiaomi 12TとXiaomi 12T Proは120Wの急速充電でが「スマートフォンの充電に時間がかかる」「寝坊したのでスマートフォンを充電できなかった」なんて話を過去のものにしてしまいます。モバイルバッテリーを毎日充電する必要もなく、これからは急速充電器を持ち歩くことが当たり前になっていくかもしれません。

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