楽天モバイルは「Rakuten Link」で電話かけ放題 他社でかけ放題契約中なら乗り換えるべき?スマホ料金プランの選び方(2/2 ページ)

» 2023年02月23日 10時00分 公開
[シムラボITmedia]
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Rakuten Linkの注意点は?

iPhoneは折り返しの電話が面倒

 かけ放題が無料でお得なRakuten Linkですが、いくつか注意点もあります。まず、電話の発信時は必ずRakuten Linkを使いましょう。端末に最初からインストールされている電話アプリを使うと無料になりません。

 特にiPhoneで楽天モバイルを使う場合、Rakuten Link以外からの着信履歴はRakuten Linkに表示されません。そのため、電話アプリで誰から着信があったか確認し、Rakuten Linkを開いてかけ直す必要があります。電話帳に登録のある相手からの着信ならまだいいですが、そうでない場合は電話アプリで着信元の電話番号をコピーし、Rakuten Linkにペーストしてかけ直す作業が必要です。

Rakuten Link アプリのアラートの通り、iPhoneではRakuten Link以外からの着信履歴はRakuten Linkに表示されない
Rakuten Link Androidは他アプリからの着信履歴もRakuten Linkに表示される。iPhoneで表示されるのはRakuten Linkからの着信のみ

 AndroidスマホはRakuten Link以外からの着信もRakuten Linkに表示されるので問題ありません。また、筆者は誤って通常の電話アプリから発信するのを防ぐ「Rakuten Linkサポーター」というアプリを使っています。このアプリをインストールしておけば、通常の電話アプリで発信しようとした際にRakuten Linkでの発信画面に自動で切り替えてくれます。楽天モバイルが公式に提供しているアプリではないので使用は自己責任となりますが、Androidスマホを使っている方はぜひ試してみてください。なお、残念ながらiPhoneには非対応です。

Rakuten Link Rakuten Linkサポーターを入れておけば、通常の電話アプリで発信しようとするとアプリの選択画面が表示され、その後Rakuten Linkの発信画面に自動で切り替えられる

ビデオ通話ならLINEMOがオススメ

 ビデオ通話にも注意が必要です。Rakuten Linkにはビデオ通話機能がありますが、使えるのは「Rakuten Link同士」かつ「Androidスマホ同士」のみです。ビデオ通話の相手が楽天モバイルを契約していないとビデオ通話は使えませんし、どちらかがiPhoneユーザーの場合も使えません。ビデオ通話に関しては、ユーザー数が多く端末の制限もないLINEビデオ通話が便利です。

 ビデオ通話をよく使う方はLINEMO(ラインモ)の契約がオススメです。LINEMOにはLINEアプリによるデータ消費量がカウントされない「LINEギガフリー」というサービスがあり、ビデオ通話もギガフリーの対象です。LINEビデオ通話はデータ容量の消費量が大きい(筆者が高画質設定で使用したところ、1時間で約1GB消費した)ですが、LINEMOなら容量を気にせずに安心して使えます。

 LINEMOは月3GB使えるミニプランが月額990円と安く、今なら契約から6カ月間は料金が実質無料になるキャンペーンも実施中です。

楽天モバイルの契約はこちら

 以上、楽天モバイルのかけ放題の利用方法と注意点の解説でした。現在、他社でかけ放題オプションを契約中の方は、無料で国内通話かけ放題の楽天モバイルに乗り換えることで料金を大きく節約できます。楽天モバイルの通信品質が心配な方は楽天モバイルのSIMを併用するのもオススメです。

 楽天モバイルでは常時お得なキャンペーンを実施しており、SIMやeSIMのみの契約も、端末セットでの契約もお得です。iPhone 14シリーズもお得に買えるので、契約時には必ず楽天モバイル公式サイトのキャンペーン情報を確認しましょう。

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