ソニーが3月2日、スマートフォン「Xperia 10 IV」のSIMロックフリー(オープンマーケット向け)モデル(型番:XQ-CC44)の投入を発表。3月10日に発売し、一部の家電量販店やECサイトで扱う。市場想定価格は6万1000円前後で、ソニーストアでの価格は6万500円(税込み)
3月2日13時から、インターネット直販サイト「ソニーストア」と、直営店「ソニーストア銀座・札幌・名古屋・大阪・福岡天神」にて事前予約を受け付ける。
Xperia 10 IVは5Gに対応したミッドレンジのスマートフォン。取り扱うカラーはブラックとホワイトのみで、一部キャリアが扱っているミントとラベンダーは取り扱わない。この他、キャリアモデルとの違いとして、FMラジオを搭載していない。
その他の仕様はキャリアモデルと共通している。ディスプレイは、アスペクト比が21:9の6.0型有機ELを搭載しており、先代の「Xperia 10 III」から輝度が約50%向上した。強化ガラスとして「Corning Gorilla Glass Victus」(表面のみ)を採用している。
アウトカメラは、16mmの超広角、27mmの広角、54mmの望遠で構成されており、広角カメラは光学式手ブレ補正に対応している。暗い場所での白飛びや黒つぶれなどを防ぐオートHDR、ノイズを処理して夜景をキレイに写すナイトモード、動画の逆光補正、デジタルズームでの撮影時に解像感を上げる超解像ズームなども用意した。800万画素のインカメラは、AIが自動で画質を補正する機能に対応している。
プロセッサはSnapdragon 695 5G、メインメモリは6GB、内蔵ストレージは128GBを備える。バッテリー容量はXperia 10 IIIの4500mAhから5000mAhにアップし、急速充電にも対応する。本体サイズは67(幅)×153(高さ)×8.3(奥行き)mm、重量は約161gで、IP68の防水・防塵(じん)もサポートしている。スピーカーはモノラルで、3.5mmイヤフォンジャックは備える。おサイフケータイにも対応している。
SIMはeSIMとnanoSIMのデュアルSIMとなっている。対応バンドは5Gがn3、n28、n77、n78、n79、4GがBand 1、3、4、5、8、12、18、19、21、38、41、42。
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