必要なスマホ/スマートウォッチとカードがそろったら、さっそくセットアップをしていきます。あらかじめGoogle Payに対応カードを登録しておくと、手間が省けて便利です。
今回は、既に対応カードをGoogle Payに登録してあることを前提に手順を紹介します。なお、セットアップするスマホ/スマートウォッチでは画面ロックの設定が必須です。セットアップ段階で設定していない場合は、先に画面ロックを設定するように促されます。
Androidスマホでは、以下の手順でセットアップを進めてください。
(※5)セキュリティコード:カードが手元にあることを確認するための3桁または4桁の数字(VisaカードとMastercardの場合、原則としてカード裏面に記載)
(※6)利用者の住所や氏名など、他に訂正すべき点がある場合は訂正できます
(※7)会社によって「電話」「SMS」「メール」のいずれか(あるいは複数)を選択可能です(状況によっては省略されることもあります)
なお、上記の手順はGoogle Playアプリ“のみ”でセットアップできる会社のカードにおける手順です。別途アプリが必要な会社のカードでは、カード会社ごとに指定されたアプリを使ってセットアップしてください。
Wear OSデバイスでは、ペアリングした(ひも付けた)スマホを手元に用意し、以下の手順でセットアップを進めてください。なお、3番目からの手順は遷移先のアプリによって若干異なります(今回はPixel Watchアプリを例に説明します)。
なお、先述の通り、別アプリ経由でタッチ決済をセットアップするカードは登録できません。この点は注意してください。
Google Payでセットアップしたタッチ決済は、タッチ決済に対応する加盟店(≒波状マークの掲示のある店舗)で利用できます。ただし、決済端末がタッチ決済に対応していても、契約やソフトウェアの都合で利用できない場合もあります。タッチ決済が利用できるかどうかは、店頭での掲示などで確認してください。
Androidスマホやスマートウォッチでタッチ決済をする手順は以下の通りです。
(※8)日本における1万円以下の決済は、標準設定では画面のスリープを解除するだけで利用可能です(設定を変えることでロック解除を必須とできます)
(※9)登録したカードの暗証番号を入力します。ただし、加盟店によっては一定額以下の決済において暗証番号の入力を省けることがあります
なお、タッチ決済を利用できるカードを複数登録してある場合、上記の手順では「メイン(デフォルト)カード」が決済に使われます。他のカードを使いたい場合は、以下の通りにしてください。
(※9)一定額以上の決済を行う場合、PIN(暗証番号)を求められることがあります。暗証番号を求められた場合は、元になったカードに設定したものと同じ暗証番号を入力してください
Androidスマートフォンでは、同時に有効化できる「非接触型決済」は1種類のみとなります。Google Payのタッチ決済と楽天ペイのタッチ決済を併用する場合は、以下の手順で優先するアプリを設定可能です(機種によっては項目名が異なる場合があります)。
標準設定では常にここで選んだアプリがタッチ決済に使われます。シーンに応じてGoogle Payと楽天ペイを使い分けたい場合は、上記の手順の5番目まで進んだら「デフォルトの決済アプリを使用する」をタップし、「別の決済アプリが起動されている場合を除く」を選んでください。こうすると、アプリを起動している間は他方のアプリでタッチ決済を利用可能です。
なお、上記の設定はおサイフケータイを使う決済方法(iD、QUICPay/QUICPay+、モバイルSuicaなど)には影響しません。
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