ChatGPTが答えた「ワクワクするスマートフォン」に納得の理由:ChatGPTに聞いてみた

» 2023年04月21日 17時40分 公開
[田中聡,ITmedia]

 2023年3月に「近年のスマートフォンに『ワクワクしなくなった』理由」という記事を掲載しました。賛否両論あると思いますが、スマートフォンが成熟して日常生活で当たり前の道具になった今、新機種に驚きを感じる機会は減っているように思います。

 もちろん、スマホ離れした1型センサーを搭載したカメラや、ディスプレイを折りたためるモデルなど、近年のスマートフォンでも「すごい」「試してみたい」と感じることは多々あります。

 しかし、「あのメーカーが(日本やスマホ市場に)参入するのか」「こんな機能が載るのか」といった驚きを感じる機会は減っています。特に10〜15年ほど前のスマホ黎明(れいめい)期は、そんな驚きの連続でした。今ほど端末が成熟していないので使い勝手が悪いことも多かったのですが、そんなスマホの進化を一緒に楽しむ“熱量”の高さがありました。

Xperia 筆者が2010年に初めて購入したAndroidスマートフォン「Xperia SO-01B」。iPhoneの強力なライバルになり得る国内初のXperiaということで、ワクワクしながら発売日に購入したことを覚えている

 スマートフォンが成熟して進化が頭打ちになったから、プレイヤーが固定化されたから……と言ったら簡単ですが、ChatGPTはどう言語化してくれるのでしょうか。「スマートフォンでワクワクすることが減ってきた理由を教えてください」と聞いてみました。なお、試したのはGPT-4です。

スマートフォンでワクワクすることが減ってきた理由は、主に以下の要因によると考えられます。

1.技術的な飽和: スマートフォンの技術が進化し続ける一方で、新たな画期的な機能が次第に現れにくくなってきています。デバイスの性能や機能において大きな進歩があると、消費者はワクワクしますが、最近のアップデートは徐々にインクリメンタルなものになっているため、ワクワク感が薄れています。

2.高価格: 最新のスマートフォンの価格が高騰しており、多くの人にとって手が届かないレベルになっています。価格が高くなるにつれて、新しいデバイスに対する期待感や興奮も低下していく傾向があります。

3.デバイスの寿命: スマートフォンの品質が向上し、デバイスの寿命が長くなっているため、消費者は頻繁に新しいデバイスを購入する必要がなくなっています。その結果、新しいデバイスの発表やリリースに対する興奮が減っています。

4.ソフトウェアの向上: 最近のスマートフォンは、ソフトウェアの向上によっても新しい機能や改善がもたらされます。従来は新しいデバイスが必要だった機能も、ソフトウェアアップデートによって利用できるようになることが多く、新しいデバイスを購入する必要がなくなります。

5.競合デバイスの増加: スマートウォッチやスマートグラス、VR/ARデバイスなど、スマートフォン以外のデバイスが市場に増えています。これらのデバイスが新しい機能や体験を提供することで、消費者の関心がスマートフォンから他のデバイスに移り、ワクワク感が薄れています。

このような要因から、スマートフォンでワクワクすることが減ってきていると言えます。しかし、今後新たな技術や機能が登場することで、再び興奮や期待感が高まる可能性があります。

 ここで述べられているように、品質向上によってより長く使えるようになったこと、端末価格の高騰で買い換えサイクルが延びたことも、新機種への興味・関心が薄れた要因といえそうです。

ChatGPT 「スマートフォンでワクワクすることが減ってきた理由を教えてください」への回答

 では今後、どんなスマートフォンが登場したらワクワクするのでしょうか。「どんなスマートフォンが登場したら、あなたはワクワクしますか?」と聞いてみました

私はAIであり、感情は持っていませんが、次のような機能やスペックを持つスマートフォンが登場した場合、多くの人々が興味を持つでしょう。

1.高度なAI機能: さらに進化したAIアシスタント機能が統合され、より自然な会話が可能になり、より多機能なサポートが提供されること。

2.バッテリー寿命の大幅向上: 数日間持続するバッテリーや、急速充電技術によって数分でフル充電できるようになること。

3.折りたたみ式ディスプレイ: さらに高度化された折りたたみ式ディスプレイで、コンパクトに持ち運びができ、大画面での操作も可能になること。

4.透明ディスプレイ: 透明なディスプレイ技術が実用化され、新たなデザインやアプリケーションの可能性が広がること。

5.ウェアラブル連携: スマートフォンとウェアラブルデバイスがより緊密に連携し、健康管理やエンターテイメントの体験が向上すること。

6.5Gおよび6G通信: 通信速度の向上により、より高速なインターネット接続が可能になり、動画ストリーミングやオンラインゲームが快適に楽しめること。

7.カメラの高性能化: より高画質での撮影や、デプスセンサーやAI技術を活用した撮影機能の向上により、プロ並みの写真が手軽に撮影できること。

これらの機能を備えたスマートフォンが登場すれば、多くの人々がワクワクするでしょう。

 「高度なAI機能」をトップに挙げているところはChatGPTらしいといえますが、ChatGPTのような対話型AIがさらに賢くなり、スマートフォンのOSに内蔵されるようなことになれば、確かに私たちのライフスタイルを変えてくれそうです。

 iOSにはSiri、AndroidにはGoogle アシスタントというバーチャルアシスタントを既に備えており、これらがChatGPTなどと連携することも期待されます(Googleは「Bard」という対話型AIサービスを掲げているので、Bard推しになりそうですが)。誰もが日々使うスマホは、対話型AIサービスにとって最適な媒体といえるだけに、この回答に納得してしまいました。

 もっとも、SiriやGoogle アシスタントは「〜さんに電話をかけて」「〜分後にアラームを鳴らして」「〜な曲をかけて」といった、文字通りアシスタントとしての用途がメインです。ChatGPTではそのような要望には応えられず、こちらも文字通りチャットで情報を得るためのツールなので、音声アシスタントと対話型AIサービスは共存する関係になりそうです。

 2番目以降で述べられているバッテリー、折りたたみ、ディスプレイ、通信規格、カメラは、これまで進化してきたものの延長線上にあります。AIもワード自体は使い古されたものですが、対話型AIサービスの登場で、進化の余地はこの中で最も大きいと期待できます。スマートフォンの進化が新たなステージに入るとき、そこに「AI」というワードがあることは確実でしょう。

ChatGPT 「どんなスマートフォンが登場したら、あなたはワクワクしますか?」への回答

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