ファーウェイ・ジャパンは、スマートウォッチの最上位モデル「HUAWEI WATCH Ultimate」を発表した。多彩なワークアウト記録モードを備えており、中でもダイビングでは水深100m下での計測も可能な本格仕様となっている。発売日は5月26日で、価格は13万5080円(税込み)。
HUAWEI WATCH Ultimateは、ビジネスユーザーを想定した豪華な作りのスマートウォッチ。文字盤として円形の1.5型有機ELディスプレイを搭載し、耐久性に優れたリキッドメタルやサファイアガラスで筐体を構成。3つの物理ボタンを備えている。
バンドはビジネス向けのチタン合金製バンドと、スポーツ向けのゴム製バンド(長短2本)の2種類が付属。シーンや着回しに合わせて付け替えられる。
活動量計としては、100種類以上の運動で時間、心拍数、カロリーなどを既読できる。このうち、登山やスイミングなど約20種類については、標高やSWOLFスコアなど、各スポーツに特化した指標の記録にも対応する。
ダイビング向けの計測機能は、スマートウォッチとしては業界最高水準となる水深100mまでの記録をサポートする。防水性能はIP68、10ATM、EN13319に準拠する。計測モードとしてはフリーダイビング、レクリエーナルダイビング、テクニカルダイビング、スキューバダイビングの4つのモードを選択可能。テクニカルダイビングモードでは、Buhlmannアルゴリズムに準拠したダイビングコンピュータとして機能する。
また、登山やランニングなど、長距離の移動が伴う活動に適した表示モードとして、エクスペディション(探検)モードを搭載する。移動距離などをコンパクトにまとめて表示できるほか、道から外れたときに表示するルートバック機能を搭載。周囲が暗くなると自動でナイトモードとなり、目に負担をかけずに表示できる。
健康管理機能としては、歩数、心拍数、血中酸素レベル、ストレスレベルなどの記録に対応する。睡眠モニタリング機能は「HUAWEI TruSleep 3.0」を搭載。睡眠状態を分析して、200種類以上のアドバイスを表示できる。
スマートフォンとの接続は、専用アプリ「HUAWEI Health」を通じて、iPhone(iOS)とAndroidの両方に対応する。スマートフォンあての通知を表示したり、時計本体のスピーカーやマイクを利用して通話に応答したりできる。
なお、Android向けアプリはGoogle Playストアで公開されていないため、ファーウェイ公式サイトからアプリストア「AppGallery」をダウンロードして導入する必要がある。
電池持ちは一般的な使用パターンで約14日間。毎週180分のワークアウト記録を含むヘビーな使用パターンでは、約8日間としている。フル充電にかかる時間は約60分。Qi規格のワイヤレス充電と互換性があり、サードパーティー製のワイヤレス充電器やスマートフォンのバッテリー共有機能などを使って充電できる。
ファーウェイ、イヤフォン格納型「HUAWEI WATCH Buds」を一般販売 7万1280円
フリーダイビングでも使えるスマートウォッチ「HUAWEI Watch GT3 Pro」登場 「43mmセラミック」と「46mmチタン」の2本立て
GPSプロウォッチ「MARQ」コレクションで高級ウェアラブル市場に参入 ガーミン30周年目の挑戦
史上最もタフ、最大60時間駆動する「Apple Watch Ultra」が12万4800円で9月23日発売
Garmin、ランニングGPSウォッチ最上位モデル「Forerunner 965」4月4日発売 疲労を数値化する機能もCopyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.