ここまでお伝えしたように、Galaxy S23 UltraのSIMフリーモデルの登場によって、キャリアモデルしか選択肢がなかったGalaxyのハイエンドモデルに新たな選択肢が加わった。サムスン電子ジャパンとしては、ミッドレンジ「Galaxy M23 5G」を既にオープン市場に投入済みだが、「防水やFeliCaに対応したSIMフリーのハイエンドモデルが欲しい」というユーザーの声に応える形で、Galaxy S23 UltraのSIMフリーモデルの発売を決めたという。
一方で気になるのが価格。1TBと大容量のストレージを備えるだけあり、価格が25万3440円と高価だ。発売記念キャンペーンでもらえる1万7000円相当のクーポンを差し引いても、23万6440円の負担となる。
それだけ高価なGalaxy S23 UltraのSIMフリーモデルの「1TB」、いったいどのような人に向くのか? 古い機種のデータを機種変更毎に新機種へ引き継いでいる人、ネットワークに左右されずにローカルで音楽や動画などのコンテンツを再生したい人などに向く、と筆者は考える。
Galaxy S23 UltraのSIMフリーモデルは、単に大容量ストレージだけでなく、キャリアに縛られない、キャリアに依存したくない、サムスン電子ジャパンの保証サービスやOSなどの長期サポートを受けたい――といった人にも向くはずだ。
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