動画は4Kで60fpsまで(超広角カメラは4K時は30fpsまで)。動画モードの中にスローモーションとタイプラプスが入っており、いつでも選べるのがいい。他のスマホもこの操作系は取り入れてほしい。
手ブレ補正は標準、ロック、アクティブ、シネマティック撮影の4種類。これはPixel 6aと同じだ。望遠でカメラを固定して撮りたいときはロック、動きながら撮りたいときは「アクティブ」なんだが、どれにしようか困ったら(手持ちの場合は)「アクティブ」にしておけばいいんじゃないかと思う。
そして撮った動画がこちら。フルHDで何本かビデオクリップを撮影してつないでみた。
と、ここまで使ってみて、記事を書いてみて思ったんだけど、Pixel 7aってPixel 7シリーズの普及型モデルなのだよね。
カメラに力を入れたハイエンド機に比べると、目立つ違いは「望遠カメラを持ってない」くらいで、広角カメラはハイエンド機に負けない画質だし、処理速度も速いし、超広角もぐっとワイドになったし、動画も4Kで60fps行けるし(ミドルクラス機だとそこまでいかないのが多い)。
何より写り。派手さはないけれども、逆光でも室内でも夜でも安定しているのはさすがだ。カメラだけを見ても6万円台の端末じゃないな、と思う。
モデル:長谷川実沙
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.