ヤフーは7月14日、同社の運営する「PayPayフリマ」「ヤフオク!」の名称を今秋にそれぞれ「Yahoo!フリマ」「Yahoo!オークション」に変更すると発表した。出品された商品を両サービスで横断して検索できるようにするなど、ヤフーブランドに統一して連携を強化する。
現在は、Yahoo!オークションに出品された商品がYahoo!フリマにも一部表示されている。10月以降はYahoo!フリマに出品された商品もYahoo!オークションに表示されるようになる。この機能はブラウザ版からリリースし、アプリ版にも順次展開するという。
同時期に両サービスの商品詳細ページもリニューアルし、UI(ユーザーインタフェース)や見た目を近づける。
いずれも手数料に変更はないが、ヤフーは「PayPayを利用するユーザーにお得で便利なサービスを提供していく」としている。例えば、Yahoo!フリマに出品した商品がYahoo!オークションで落札された場合、出品者に課される販売手数料はYahoo!フリマの5%になる。
Yahoo!フリマにおいては、商品を説明する動画の縦型対応(9月予定)、グッズ交換機能のAndroidアプリ対応(2023年中)を予定している。
Yahoo!オークションは1999年にスタート。2013年3月には名称をヤフオク!に変更していた。今回の変更で約10年ぶりに名称が回帰したことになる。
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