フリマアプリの「メルカリ」とヤフー運営の「ヤフオク!」は「スマホ用電子証明書搭載サービス」の利用者に対して注意喚起を行っている。
本サービスはマイナンバーカードを携帯せずにスマートフォンだけでマイナンバーカード関連サービスへのアクセス、利用に加え、コンビニエンスストア(コンビニ)交付や、健康保険証としての利用、民間サービスの利用が可能になる。
ただ、電子証明書を搭載したスマホを売却する場合、端末を初期化しただけでは電子証明書が残ったままの状態となってしまう。そのため、メルカリは出品前に電子証明書を端末から削除するよう呼びかけている。
マイナポータルアプリからスマホ用電子証明書の失効申請を行うことで、48時間以内に端末から削除される。ただし、端末がオンライン状態かつ画面が点灯している状態でなければ、削除できないので注意が必要だ。
なお、スマホ用電子証明書の失効申請などに関する詳細については、本誌記事「マイナンバーカードの「スマホ電子証明書」を使う 注意すべきポイントは?」でも紹介している。
【更新:5月29日23時20分】ヤフオク!の注意喚起について追記しました
マイナンバーカードの「スマホ電子証明書」を使う 注意すべきポイントは?
Androidスマホへの「マイナンバーカード」電子証明書搭載 デジタル庁が設定手順などを説明
Androidスマホへの「マイナンバーカード」電子証明書搭載は5月11日から 何ができる? 対応機種は?
マイナンバーカード機能のスマホ内蔵で何が変わる? 「誤解」と「期待されること」
「ほぼ全員」にはほど遠い マイナンバーカードがなかなか普及しない理由Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.