本誌既報の通り、X社がTwitterのアカウント名とロゴを「X」に変更した。
変更はイーロン・マスク氏が7月22日(米国時間)に予告。「Twitterブランドに別れを告げ、段階的にすべての鳥たちにも別れを告げるだろう」とツイートしていた。
ドメインはtwitter.comとなっているが、x.comに変更される予定だ。24日(日本時間)時点においてx.comへアクセスすると、twitter.comにリダイレクトされる。
x.comはマスク氏が1999年にPayPalの前身となるオンライン銀行のX.comで使用されていたが、マスク氏が2017年にPayPalから購入した。マスク氏は「X.comの買い戻しを許可してくれたPayPalに感謝している」とした上で、「現時点で使う予定はないが、自分にとって感傷的な価値がある」とコメントしていた。
アカウント名とロゴの変更の話題で盛り上がるTwitterだが、青い鳥がなくなったことから、日本では「Twitter消滅」のワードがトレンド入りした。青い鳥の方がしっくりくるとの声もある。
ロゴの変更は、過去にも何度か実施された。約11年前の2012年には「ある程度、認知されてきた」ことから、フォントの社名や小文字の「t」がTwitterのロゴからなくなり、青い鳥だけになった。
青い鳥がサービスと会社のトレードマークとして認知されてきただけに、馴染みのないXへ切り替わったことに戸惑いを表す人が多いはずだ。
Xに変わることで、「文字や画像を投稿する」「今の感情をつぶやく」などの意味を持つ「ツイート」が別のワードに置き換えられるのだろうか? そんな疑問を投稿する人すらいる。
ロゴの変更に伴い、X社のリンダ・ヤッカリーノCEOは「人生でもビジネスでも、もう一度大きな印象を与えるチャンスが巡ってくることは極めて稀なことだ」「Twitterは皆さんに大きな印象を与え、われわれのコミュニケーションの方法を変えた。そして今、Xはさらに進化し、世界の街の広場を一変させるだろう」と意気込む。
ヤッカリーノCEOはTwitterからXへの変更だけにとどまらず、オーディオ、動画、メッセージ、金融を中心としたアプリへ成長させる、との考えを明かした。さらに、ヤッカリーノCEOは「商品やサービスなどのためのグローバルなマーケットプレイス(売り手と買い手を結ぶオンライン上の取引所)を創造する」と今後の展望を述べる。
Xが世に受け入れられるように、それと同時に認知されるよに、マスク氏とヤッカリーノCEOは段階的にXを浸透させていく考えのようだ。
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