英Nothing Technologyは新たなブランド「CMF by Nothing」の立ち上げを発表した。
同ブランドを冠した最初の製品はイヤフォンとスマートウォッチで、どちらも2023年後半に市場へ投入される予定。詳細は今後数カ月以内に発表される見込みだ。
同社は中国のスマートフォンメーカーOnePlusの共同創業者、カール・ペイ氏が英国で立ち上げた新興企業。これまでに着信や通知に連動して背面パネル内部に埋め込まれたLEDが発光する「Glyph Interface」が売りの「Phone (2)」(7万9800円〜)や、“transparency(透明性)”をアピールした筒状のケースが付属するワイヤレスイヤフォン「Ear (stick)」(1万6800円)、アクティブノイズキャンセリング機能を備えるワイヤレスイヤフォン「Ear (2)」(2万2800円)などを世に送り出してきた。
いずれもNothingブランドとして展開されており、最新の技術を駆使し“プレミアム”かつ“デザイン革新”に重点を置くが、CMF by Nothingは誰もが手に取りやすい、いわば“お手頃価格”でありながら品質を担保する――そんなブランドを目指すという。
円安基調の昨今は部材高騰などを理由に製品の価格が値上がりする傾向にあるが、CMF by Nothingがコストパフォーマンスに優れた製品を武器に既存ブランドとの差別化をどのように図るのかが注目されそうだ。
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