カウンターポイント・テクノロジー・マーケット・リサーチは8月22日、折りたたみ型スマートフォングローバル市場の出荷量予測を発表した。折りたたみスマートフォンの出荷台数は2027年に1億台突破を見込み、SamsungとAppleが大きなシェアを獲得するとしている。
同社調査担当ディレクターのTom Kang氏は、現時点で折りたたみ型スマートフォンはまだニッチ市場であるものの、イノベーションや高価格帯機種市場を重視するメーカーにとっては重要なセグメントだと指摘。Samsungと中国メーカーはそれぞれの自国市場で折りたたみ型スマートフォン事業を活発に進めており、世界最大の市場となった中国市場での成功が不可欠だと考える。
同社シニアアナリストのJane Park氏は2025年がiPhoneの折りたたみ型スマートフォンのデビュー年の可能性があり、そうなれば成長が加速すると予測。同社の実施した折りたたみスマートフォンについてのグローバルアンケートでは消費者の過半数が折りたたみ型を購入したいと回答し、特に現在折りたたみ型を利用するユーザーへ顕著に表れている。
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