「iPhone 15」シリーズが出そろった。気になるのは価格だが、結論から言うと、先代の「iPhone 14」シリーズの発売時と比較して、全てのモデルが値上げとなっている。2022年よりも円安がさらに進んだことが大きな原因と考えていいだろう。
iPhone 15とiPhone 15 Plusは、128GB、256GB、512GBのモデルいずれもiPhone 14とiPhone 14 Plusから5000円(税込み、以下同)の値上げになった。価格はiPhone 15(128GB)の12万4800円〜iPhone 15 Plus(512GB)の18万4800円。
一方、より高性能なiPhone 15 ProとiPhone 15 Pro Maxは、128GB、256GB、512GB、1TBのモデルいずれも1万円の値上げとなっている(15 Pro Maxは128GBモデルなし)。チタニウムのフレームや最上位チップの「A17 Pro」を搭載したことが影響しているのだろうか。しかし、同じ価格差であるなら、最大5倍の光学ズーム対応の望遠カメラは、15 Pro Maxだけでなく15 Proにも採用してほしいところだ。
価格はiPhone 15 Pro(128GB)の15万9800円〜iPhone 15 Pro Max(1TB)の24万9800円。事前には、30万円を超えるモデルも出てくるのでは、との報道もあったが、25万円以内には収まっており、「思ったより安かった」と感じた人もいた……かもしれない。
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