ソフトバンク新料金「ペイトク」を徹底解剖 PayPayを使うほどお得だが制限も(1/2 ページ)

» 2023年09月27日 19時30分 公開
[石井徹ITmedia]
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 ソフトバンクは、SoftBankブランドの新料金プラン「ペイトク」を発表した。10月3日に提供を開始する。9月27日の発表会で、同社が新プランを提供する狙いを説明した。記事中の料金は全て税込み。

ペイトク ソフトバンクは新料金プラン「ペイトク」を10月3日より提供する

 ソフトバンクには、SoftBank、Y!mobile(ワイモバイル)、LINEMO(ラインモ)という3つの携帯電話サービスがある。このうちSoftBankブランドは、スマホでデータ容量を多く消費する人を対象として、データ容量の上限を設けない無制限プランを提供している

 そのSoftBankブランドの新料金プラン「ペイトク」は、契約するとスマホ決済サービスの「PayPay」の還元額が上乗せされるというプランだ。無制限プランに加えて、30GBと50GBという中容量のプランも提供される。

 ペイトクの基本料金は以下の通り。

  • ペイトク30:月30GB、7425円
  • ペイトク50:月50GB、8525円
  • ペイトク無制限:容量無制限、9625円

 料金プランからの割引は以下の3種類。PayPayカード割は、今回新たに追加された割引だ。

  • 「新みんな家族割」:家族2人で660円引き、3人なら1210円引き
  • 「おうち割 光セット」:(固定回線契約で1100円引き
  • 「PayPayカード割」:PayPayカードユーザーは187円引き

 上記の各種割引を最大限に適用すると、ペイトク30が4480円、ペイトク50が6028円、ペイトク無制限は7128円となる。

ペイトク ソフトバンクの新プラン「ペイトク」と「メリハリ無制限+」の料金構成

 新たに追加された「ペイトク特典」は、PayPayの決済金額に応じて、ポイントを還元するという内容だ。つまり、PayPayやPayPayカードで普段の利用額が多い人ほど、還元額が増える仕組みになっている。

ペイトク 上位プランに入るほど、PayPayの還元額が増える仕組みだ
  • ペイトク30:還元率+1%(月1000ポイントまで)
  • ペイトク50:還元率+3%(月2500ポイントまで)
  • ペイトク無制限:還元率+5%(月4000ポイントまで)

 プランごとにポイント還元の上限額が異なるが、月5%までのペイトク無制限の場合、月8万円のPayPay決済を行うと上限に達する計算になる。

 還元されたPayPayポイントは、ソフトバンクの料金支払いに充当することが可能だ。最大限に割引を適用し、ポイント還元も最大額まで利用した場合の“実質負担額”は、以下のようになる。

  • ペイトク30:3928円
  • ペイトク50:3528円
  • ペイトク無制限:3128円
ペイトク ペイトクの特典を最大限に利用すると、「実質3128円で無制限」というプランになり得る(PayPayで8万円決済した場合)

 要するに、複数の割引サービスを適用して、PayPayで決済を毎月8万円使うソフトバンクに忠誠心の高いユーザーであれば、“月3128円から”無制限プランを使える、という構成になっている。

 なお、ソフトバンクは「ペイしてトクトクキャンペーン」として、半年間限定でポイント付与率を3倍に上乗せするキャンペーンを実施する。例えばペイトク無制限なら、通常+5%還元のところ、+15%還元となる。

ペイトク ペイトク提供開始当初の半年間は、ポイント還元率が3倍となるキャンペーンが実施される

PayPayを使わない人向けの「メリハリ無制限+」

 PayPayをあまり使わない人向けには、「メリハリ無制限+」という新プランが用意されている。基本料金は7425円で、新たにPayPayカード割の適用用対象となっている。月間で使用したデータ容量が2GB以下だった月は、1500円の割引が自動で適用される。

 従来プランの「メリハリ無制限」は10月2日をもって受付終了となる。従来プランはPayPayカード割の設定が無い分、基本料金は7238円と割安に設定されており、使用しなかった月の割引は3GB以下で適用となる。メリハリ無制限+は、全体的には「値上げ」の方向にあるといえる。

 ただし、新プランの無制限の方が緩和された点もある。テザリングとデータシェア時の利用上限だ。従来プランでは30GBが上限とされていたのに対して、新プランでは50GBまで上限が拡大している。

 なお、従来プランのうち、「ミニフィットプラン」と「スマホデビュープラン」は継続して提供される。

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