「やめましょう、歩きスマホ。」――携帯キャリアや鉄道各社らが11月からキャンペーン

» 2023年10月20日 15時45分 公開
[金子麟太郎,ITmedia]

 全国の鉄道事業者、NTTドコモ、KDDI、ソフトバンク、楽天モバイルなどは11月1日から「やめましょう、歩きスマホ。」と題したポスターを鉄道各社の駅構内や車内などに掲示する。客同士の衝突や、線路への転落などを防ぐのが目的。

歩きスマホ 警鐘 歩きながらスマホ 危ない 危険行為 やめましょう ポスター 鉄道 ドコモ KDDI ソフトバンク 楽天モバイル 「やめましょう、歩きスマホ。」のポスター

 歩きスマホの危険性を訴えるキャンペーンに関わるのは、全国の鉄道事業者74社局、札幌市交通事業振興公社、日本民営鉄道協会、日本地下鉄協会、電気通信事業者協会、その加盟社であるNTTドコモ、KDDI、ソフトバンク、楽天モバイルだ。

歩きスマホ 警鐘 歩きながらスマホ 危ない 危険行為 やめましょう ポスター 鉄道 ドコモ KDDI ソフトバンク 楽天モバイル キャンペーンに関わる各社や団体

 歩きスマホとは歩きながらスマートフォンを操作する行為を指す。国土交通省の調査によると、この問題は2010年以降、スマートフォンの普及とともに社会問題化し、歩きスマホによるトラブルも年々増加している。各社はこれまでもこうしたキャンペーンを実施してきたが、歩きスマホは減少しない。

 東京都盲人福祉協会によると、点字ブロックの上で視覚障害者と、歩きながらスマートフォンを操作する人が衝突するケースが複数確認されたという。視覚障がい者にとって点字ブロックとは、足先から情報を得るためのもの。視覚的な手がかりであり、命綱のようなものでもある。

歩きスマホ 警鐘 歩きながらスマホ 危ない 危険行為 やめましょう ポスター 鉄道 ドコモ KDDI ソフトバンク 楽天モバイル 東京都盲人福祉協会が解説する点ブロスマホ

 一方で、健常者(視覚障がいを持たない人)が点字ブロックを目で追いつつ、スマートフォンを操作しながら歩く行為も頻発しており、こうした行為は「点ブロスマホ」と呼ばれる。本来、視覚障がい者のためにある点字ブロックが歩きながらスマートフォンを操作しても、直進しやすくするなどの目的で誤用されているのが実態だ。

 キャンペーンに関わる各社はこうした問題の撲滅に向け、共同でキャンペーンを実施する。

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