NTTドコモのモバイル社会研究所は、2月2日に「スマホ・ケータイのマナーに関する動向調査」の結果を発表した。調査対象は全国15〜79歳の男女で、有効回答数は6925。
年代別の歩行中のスマホ/ケータイの使用状況について、2020年と2021年で経年比較したところ、20代以上では大きな変化はなかった。一方、10代は2020年から約7ポイント減少したが、10〜30代の過半数が歩行中に利用している。
性年代別で見ると20代以下では女性、30代以上では男性の使用率が高い。また、40代と50代は男性が10ポイント以上歩行中の使用率が高くなっている。
他人の歩行中のスマホ/ケータイ利用が気になる人の割合を分析したところ、全ての年代で男性よりも女性が「気になる」と回答する割合が高い。男女ともに高年層ほどその割合が高くなる傾向があり、50代以上では男女ともに約6割が気になると回答した。
歩きスマホは93.4%が危機意識あり、73%が規制すべきとの意見 MMDの調査
Pixelシリーズに歩きスマホしていると注意する新機能「前方注意」
歩きスマホの危機意識は20代が最も低い――MMDの調査
歩きスマホで半数が危険な経験あり ドコモの企業内研究所が調査
食事中・歩行中のスマホ利用、過半数も10代は前年から減少 ドコモ「モバイル社会研究所」の調査Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.