コード決済の「面倒さ」は「キャンペーン」でカバー?Mobile Weekly Top10

» 2023年11月11日 12時30分 公開
[ITmedia]

 ITmedia Mobileにおける1週間の記事アクセス数を集計し、その上位10記事を紹介する「ITmedia Mobile Weekly Top10」。今回は2023年11月2日から2023年11月8日までの7日間について集計し、まとめました。

d払い 普段はカード(またはおサイフケータイ)で支払っている居酒屋で、キャンペーンがあったので「d払い」をした時の写真

 アクセス数の1位は、d払いとdポイントクラブのキャンペーンのまとめ記事でした。3位にも、au PAYとPontaポイントのキャンペーンのまとめ記事がランクインしています。

 コード決済はスマホの画面に出したバーコードまたは二次元コードを決済端末(またはレジ)で読み取るか、スマホで店頭に掲示されている二次元コードを読み取って決済しなければなりません。以前から何度かしていますが、これが思いの外“面倒”で、スマホ側の通信が不安定だとうまく使えないことがあります。

 そのことを見越して、PayPayは1日2回/1回当たり5000円までのオフライン決済機能を搭載しました。スーパーやコンビニ、ファストフード店での支払いでは十分な金額です。ただ、おサイフケータイや各種カードを使った決済では、基本的にスマホの通信状況に左右されることがありません(※1)。

(※1)店舗側の決済端末の通信状況には左右されます

 コード決済は、自身のスマホの通信状況によっては使えないこともあります。その“不便さ”を埋めるのが、矢継ぎ早に行われるキャンペーン。不便さを上回る「ベネフィット」があれば、サービスを使ってもらえる――そう考えているのかもしれません。

 私も、最近東京都の「食べて応援!海の幸キャンペーン」に合わせて、普段はカードかおサイフケータイで代金を支払っている海鮮居酒屋でコード決済(d払い)を使いましたが、飲み過ぎてあっという間に還元上限に達してしまいました……。次は、他のコード決済を使う必要があります。

 しかし、キャンペーンにも“原資”が必要です。その原資をどう確保するのか、決済事業者の手腕が問われるのかもしれません。

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