「Galaxy S24/S24 Ultra」は何が進化した? Galaxy S23/S23 Ultraとスペックを比較する(1/2 ページ)

» 2024年01月18日 08時10分 公開
[金子麟太郎ITmedia]

 Samsung Electronicsが発表したばかりの「Galaxy S24」シリーズ。目玉機能は「Galaxy AI」で、通話時の双方向翻訳や文字起こしなどだが、スペック面では「Galaxy S23」シリーズから何が進化したのか、それぞれの違いを整理する。なお、この記事では日本発売が濃厚なGalaxy S24とS23、Galaxy S24 UltraとS23 Ultraを比較する。

GalaxyS23 GalaxyS24 スペック比較 「Galaxy S24」(今回の比較記事と表にはS24+を入れていない)
GalaxyS23 GalaxyS24 スペック比較 Sペンによる入力が可能な「Galaxy S24 Ultra」

Galaxy S23とGalaxy S24の違い

 まずはプロセッサから見ていこう。

 Galaxy S24の「Galaxy AI」を下支えするのはプロセッサだ。Galaxy S23はQualcomm製の「Snapdragon 8 Gen 2 for Galaxy」を採用しているが、Galaxy S24は生成AIに欠かせない処理能力や速度を有する「Snapdragon 8 Gen 3 for Galaxy」を搭載する。

 このプロセッサはQualcommが2023年11月に発表したSnapdragon 8 Gen 3をベースに、CPU/GPUコアやNPU(推論プロセッサ)の動作クロックを引き上げたカスタマイズ品となる。

 Snapdragon 8 Gen 3の詳細は過去の記事を確認してほしいが、画像の生成が1秒足らずで完了する他、暗い映像を明るい映像として記録できるなど、昨今のトレンドに合わせたスペックを備える。

 アウトカメラの構成は同じ3眼で画素数も変わらない。どちらも約1000万画素の光学3倍ズーム対応の望遠カメラ(F2.4)、約5000万画素の広角カメラ(F1.8)、約1200万画素の超広角カメラ(F2.2)を備える。インカメラはどちらも約1200万画素(F2.2)の単眼だ。

 メモリは8GBで、ストレージは128GB、256GB、512GBが用意される。この点はS23/S24ともに同じだ。microSDスロットはS23/S24ともに非搭載となる。

【訂正:1月16日14時50分】ストレージの容量に関して記者向けの資料に誤りがありました。そのため、記事内のストレージ表記も訂正しました

 SIMはnanoSIMとeSIMに対応している。この点もGalaxy S23と同じだ。例えば、メインの回線をnanoSIMにし、メイン回線が通信障害などで使えない場合に備え、サブ回線としてeSIMを設定できる。

 防塵(じん)・防水レベルについては防塵等級が「6=粉塵が内部に侵入しない」、防水等級が「8=連続的に水中に置いても有害な影響がない」で、どちらもIP68等級の防塵・防水に対応する。この点もGalaxy S23からのアップグレードはない。

 分かりやすい違いはOS、ディスプレイ、バッテリー、サイズのスペックに現れている。

 発売時のプリインストールOSはGalaxy S23がAndroid 13、Galaxy S24がAndroid 14だ。

 Galaxy S23は6.1型の有機ELディスプレイを搭載するが、Galaxy S24は0.1型大きくなった6.2型の有機ELディスプレイを搭載する。輝度はGalaxy S23の1760ニトから2600ニトに向上し、屋外でも視認しやすくなっているだろう。リフレッシュレートはGalaxy S23が48〜120Hzであるのに対し、Galaxy S24は1〜120Hzとなっている。どちらも可変式ではあるが、S24は最小値がほぼ駆動しない値に近いため、省電力性の向上が見込める。

 ディスプレイの大型化に伴い、サイズにも変更があった。Galaxy S23は約70.9(幅)×146.3(高さ)×7.6(厚さ)mm、S24は約70.6(幅)×147(高さ)×7.64(厚さ)mmとなっており、幅は0.3mm抑えられ、高さは0.7mm高くなり、厚さは0.04mm増したことになる。重量はGalaxy S23/S24ともに約168gだ。

 バッテリーの容量はGalaxy S23の3900mAhから100mAh増量した4000mAhとなる。

GalaxyS23 GalaxyS24 スペック比較 Galaxy S23とGalaxy S24の違いが分かる表
       1|2 次のページへ

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2026年03月12日 更新
  1. 「iPhone 17e」と「iPhone 17」は何が違う? 3万円の価格差をスペックから検証する (2026年03月10日)
  2. 「iPad Air(M4)」実機レビュー 「もうProじゃなくてもいい」と思えた性能、だからこそ欲しかったFace ID (2026年03月09日)
  3. 「iPhone 17e」を試して分かった“16eからの進化” ストレージ倍増と実質値下げで「10万円以下の決定版」に (2026年03月09日)
  4. 自分で修理できるスマホ「Fairphone(6th Gen.)」を見てきた わずか10分で画面交換、2033年まで長期サポート (2026年03月10日)
  5. 携帯キャリアの通信9サービス、総合満足度はpovoがトップ サブブランド勢が好調 MMDが調査 (2026年03月10日)
  6. 60ms未満の音声遅延速度で端末をワイヤレス化「UGREEN USBオーディオトランスミッター」が30%オフの2309円に (2026年03月09日)
  7. キーボード付きスマホ「Titan 2 Elite」がUnihertzから登場 実機に触れて分かった“絶妙なサイズ感” (2026年03月09日)
  8. Qualcommのウェアラブル新チップが「Elite」を冠する理由 最新モデム「X105」は衛星通信100Mbpsへ (2026年03月11日)
  9. 【無印良品】ウエストポーチもになる「スリングバッグ」が3990円に値下げ中 植物由来の原料を使用 (2026年03月11日)
  10. 「えっ、地震?」──LINEが安否確認テスト 1日限定で 「紛らわしい」との声も (2026年03月10日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー

2026年