まず5xで電車。逆光だったけど、これはiPhone 15 Pro Maxの方が車両が明るく撮れてていい。
次は室内でネコ。影になっているところに黒ネコといういやらしい条件で撮ってみた。
同じ条件で撮ったはずなのだけど(撮影日時をチェックすると7秒しか違わない)、明らかにS24 Ultraの方が明るくきれいに撮れている。
かと思いきや、2xで撮った料理。こっちはiPhone 15 Pro Maxの方が色も明るさもいい。
2xでもう1つ、ポートレートモードで前後をぼかして撮ってみた。どちらも手前も奥もいい感じにボケてて素晴らしい。
最後は夜。どっちも高感度時の画質を見ようとナイトモードは使わないで撮ったはずなんだが。S24 Ultraの方はすごくツヤツヤしてて青がきれいに出ている。肉眼で見た印象に近いのはiPhone 15 Pro Maxの方なのだけど、GalaxyはGalaxyですごいなと。
AIなどを駆使してシーンに応じた最適な写真を作ろうとする昨今、晴天下屋外のような良い条件ならともかく、ちょっと複雑な環境下になるとちょっとした加減で写りが変わるので良しあしは一概にはいえないのだが、Galaxyは「Galaxy AI」を掲げるだけあって、なかなかすごかった。
取りあえず2日間だけ使ってわかったのは、S23 Ultraの10x望遠より、S24 Ultraの5x望遠の方が活躍するシーンが多くて便利ってことと、デジタルズーム時の処理(さすがAI Zoom)や暗所でのノイズ処理に凝っているなってこと。カメラユニットのサイズに制限があるスマートフォンにおいて、AIの活用は欠かせないのだなあと思わせてくれる。
日本版が出たら、改めて試したいなぁ(本レビューは海外版で行った)。
AI推しのフラグシップスマホ「Galaxy S24 Ultra」が4月11日に日本上陸 ドコモ版、au版に加えてSIMフリー版も同時発売
「Galaxy S24」「Galaxy S24 Ultra」はどこがお得? ドコモ、au、Samsungオンラインショップの価格を比較
電話翻訳機能がスゴイ。サムスン「Galaxy S24シリーズ」発表――GoogleのAIを採用してPixelを凌駕することはできるのか
「Galaxy S24」はAIでスマホの使い勝手を刷新 Google/Microsoftとの“等距離外交”も強みに
Sペン×AIの新フラグシップ「Galaxy S24 Ultra」登場 シリーズ初のチタンフレーム採用Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.