NTTドコモのモバイル社会研究所は、4月15日に2024年1月の携帯電話(スマートフォン/フィーチャーフォン)所有動向に関する調査結果を発表した。対象は全国15〜79歳の男女で、有効回答数は6440。
本調査によると、日本国内の携帯電話所有者のうちスマートフォン比率が97%を達成。2010年時点の国内スマートフォン比率は約4%だったが、2015年に5割を突破し、2017年に7割、2019年に8割、2021年に9割を超えた。
性年代別のスマートフォン比率(タブレットを含む)を見ると70代のシニア層でも9割を超え、シニアでもスマートフォン未所有は1割未満となった。スマートフォンを2台以上所有している割合は全体の11.4%で、男性全体は14.2%、女性全体は8.7%と、男性の方が2台以上所有している割合がやや高い。
スマートフォンを2台以上所有する割合は、男性は各年代で約11〜17%と差が少なかった一方、女性は若い世代ほど2台以上所有している割合が高い。特に15〜19歳の女性は、約2割が2台以上所有していることが分かった。
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