ソニーは6月7日に発売したばかりのスマートフォン「Xperia 1 VI」に不具合が生じたと案内している。望遠レンズでデジタルズームの機能を使うと、表示倍率までズームができない。ソニーは該当機種の利用者に対し、ソフトウェアアップデートを行うよう呼びかけている。
Xperia 1 VIはアスペクト比が19.5:9の有機ELディスプレイや、最大7倍の光学ズームが可能なアウトカメラ、容量5000mAhのバッテリー、3.5mmイヤフォンジャックなどを搭載する。
アウトカメラでは0.7xから7.1xまでの光学ズームに加え、7.1xから21.3xまでのデジタルズームが可能だが、デジタルズーム機能を利用する際、製品画面上の表示倍率まで実際にはズームできないという。
該当機種はNTTドコモが販売する「Xperia 1 VI SO-51E」、KDDIが販売する「Xperia 1 VI SOG13」、ソフトバンクが販売する「Xperia 1 VI A401SO」、ソニーのSIMフリーモデル「Xperia 1 VI XQ-EC44」。
アップデートを行う手順は、3キャリア向けのモデルが「設定」アプリ→「システム」→「システムアップデート」の順、XQ-EC44が「設定」アプリ→「システム」→「ソフトウェア更新」の順に進む。アップデート後のソフトウェアバージョンは次の通り。
なお、ソフトウェアのリリース時期は通信事業者によって異なる場合がある。最新ソフトウェアの提供開始時期については、通信事業者製品が「ソフトウェアアップデート、バージョンアップなど、製品・サービスに関する重要なお知らせ」、SIMフリーモデルが「ソフトウェア更新情報」で確認できる。
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