ソニーのフラグシップ機「Xperia 1」シリーズの6代目が発表された。「Xperia 1 VI」である。
今回、同社のご厚意で本機を一足早く試すことができた。早速、カメラをレビューするのである。
これ、いろんな記事で言及されていると思うけど、カメラや写真回りだけでも前モデル「Xperia 1 V」から大きく変わった点がいくつかある。
まずディスプレイの比率(アスペクト比)。21:9のスリム型から、19.5:9と昨今のスマートフォンとして一般的な比率に変わった。しかも、ディスプレイの解像度も4K(1644×3840ピクセル)からフルHD+(1080×2340ピクセル)に下がった。
でも、フルHD+にしたこともあってか、ディスプレイは明るくなり、晴天下での撮影と閲覧がしやすくなったのはありがたい。数字的には残念に見えるけど、実用性は上がった感じ。
次にカメラアプリが統合され、デザインや構成が完全にリニューアルされたこと。そして「Cinema Pro」はなくなった。これについては、ちょっとあとで考えたい。
3つめは望遠カメラ。望遠光学ズームレンズの倍率が上がり、望遠端が125mmから170mmに伸びた。
170mmの望遠って迫力あって楽しいっすよ。望遠の圧縮効果も存分に味わえるし。
4つめは「テレマクロ」機能がついたこと。これはなかなか面白い。最後にチェックしてみたい。
特に影響が大きいのは、カメラアプリの完全リニューアルかなと思う。
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