現行Androidスマートフォンの価格まとめ【2024年7月編】 IIJmioのスマホ大特価セールを見逃すな

» 2024年07月22日 10時00分 公開
[金子麟太郎ITmedia]
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 2024年7月は6月に比べて新製品発表は少なくなってきたが、ハイエンドモデル、ミッドレンジモデルで発売日が決まった製品がいくつかあり、それに伴う価格変動もあった。

 2023年12月27日に改正された「電気通信事業法第27条の3」により、いわゆる白ロム割と呼ばれる端末単体販売割引が規制された他、値引き額上限が現行の2万円から4万円に引き上げられた。ただし、値引き額は4万円から8万円までの場合が半額まで、4万円以下の場合が2万円までとなる。

 ここでは端末メーカー、NTTドコモ、au、UQ mobile、ソフトバンク、Y!mobile、楽天モバイル、MVNO(IIJmio、mineo)から発売された、Androidスマートフォンの価格をまとめる。記事内の表はハイエンドとミッドレンジで分ける。いずれもオンラインストアでの価格で、店頭販売価格とは異なる場合がある。

 実質負担額はドコモの「いつでもカエドキプログラム」「いつでもカエドキプログラム+」、auの「スマホトクするプログラム」、ソフトバンクの「新トクするサポート」を適用して、最大限支払免除を受けた場合の負担額だ。

 MVNOでの端末価格は、短期間で終わる割引を避け、割引適用前か長期的な割引を適用した場合の価格を記載する。記事内の価格は全て税込み。

「Galaxy Z Fold6」「Galaxy Z Flip6」の価格が出そろう IIJmioはこの夏、端末セールを実施

 7月、ハイエンドモデルで注目したいのはサムスン電子製の折りたたみスマートフォン「Galaxy Z Fold6」「Galaxy Z Flip6」だ。発売日は7月31日だが、既にドコモオンラインショップ、auオンラインショップ、Samsungオンラインショップにおける販売価格が出そろっている。

 1回払いはSamsungオンラインショップが最も安く、キャリア向けモデルにはない限定カラーが選べる。一方、キャリア向けモデルを見ると、他社/povo2.0/UQ mobileからのauに移行し、auオンラインショップで購入した場合が最もお得。一括購入せずに一定期間利用し、返却をしても問題なければキャリア向けモデルを選ぶのも手だ。

Android スマホ 価格 「Galaxy Z Fold6」「Galaxy Z Flip6」は折りたたみスマートフォンのハイエンドモデル。お買い得なのはau向けモデルだ

 ハイエンドモデルの購入に関して、もう1つ見逃せないのがソフトバンクの「新トクするサポート(プレミアム)」だ。購入から1年後の機種変更に向くプログラムとなっているが、実質負担額は利用者が算出しなければならない。

 例えば、Pixel 8 Pro(128GB)は一括16万128円だが、ソフトバンクオンラインショップにて48回払いで購入した場合、3円×12回分=36円と、あんしん保証パック×13カ月分=1万2870円を支払い、購入から13カ月目以降に特典利用を申し込み、早トクオプション利用料の1万2100円を支払うと、残り4447円×36回分=16万92円の支払いが不要になり、実質2万5006円で購入できるとしている。

 なお、Pixel 8 ProやPixel 8はこれまで「オンラインショップ割」の対象だったが、7月から外れたため今回の記事ではその割り引き分を含めずに算出している。

 ただし、利用条件に含まれている「あんしん保証パック(月990円×13回=1万2870円)」「早トクオプションの利用料(1万2100円)」は別途発生するため、実質負担額に加算して考えた方がいい。この記事ではソフトバンクオンラインショップの「総額」と、早トクオプション利用料と、あんしん保証パック利用料の合計額を実質負担額として記載する。

 ミッドレンジモデルとしては「motorola edge 50 pro」「motorola edge 50s pro」が7月12日に発売された。motorola edge 50 proはIIJmio、motorola edge 50s proはソフトバンクが取り扱う。ソフトバンクの「新トクするサポート(バリュー)」を適用して1年後に返却すると実質12円となり、IIJmioのギガプランに乗り換えた場合の4万9800円よりもお得だ。

Android スマホ 価格 ソフトバンク向けの「motorola edge 50s pro」は「新トクするサポート(バリュー)」を適用すると12円となる

 また、IIJmioは「サマーキャンペーン【スマホ大特価セール】」を実施している。本キャンペーンでは、MNPでIIJmioモバイルサービス ギガプランに乗り換え、音声SIMか音声eSIMを契約すると同時に対象端末を購入(申し込んだ)した場合、1契約者(mioID)あたり1台まで対象端末を割安な価格で提供する。

 例えば、ハイエンドモデルの「Xiaomi 13T Pro」は通常9万8820円のところ、本キャンペーンにより6万9800円で入手できる。型落ちだが、ミッドレンジモデルの「Google Pixel 7a」は通常5万7800円のところ、本キャンペーンにより3万3800円で入手できる。

Android スマホ 価格 「サマーキャンペーン【スマホ大特価セール】」ではミッドレンジモデルからハイエンドモデルまで幅広い端末が対象となっており、通常よりもお得に買えるチャンスだ。期間は9月2日までとなっている

 各社オンラインショップにおける価格をまとめた表は以下の通り。

Android スマホ 価格 ハイエンドスマートフォンの価格一覧。カッコ内は端末購入プログラムを使用した場合の実質負担額。赤字は同じ機種で最も安価なもの
Android スマホ 価格 ミッドレンジスマートフォンの価格一覧

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