楽天グループとマッコーリー・アセット・マネジメント(MAM)は、8月8日に楽天モバイルが保有する通信設備などの一部を活用したリースにより、1500〜3000億円規模の資金調達を実施すると発表した。最終金額や条件などは決定次第、適宜案内する。
マッコーリー・アジア・パシフィック・インフラストラクチャー・ファンド3を通じ、ブリティッシュ・コロンビア・インベスト・マネジメント・コーポレーションを含むMAMが率いるインフラ投資家コンソーシアムから受ける。楽天モバイルはセール・アンド・リースバックの形態で資金調達を実施し、当該通信設備などの管理や運営は引き続き楽天モバイルが行うという。
楽天モバイルでは、マーケティングコスト反映前のキャッシュフローは黒字化に向けて進展。しかし今後も一定の設備投資が継続するため、楽天モバイル単独でフリー・キャッシュ・フローがプラスになるまでの期間、万全の流動性を確保することが重要であるためとしている。
楽天モバイル契約者は「楽天ドライブ」50GBが無料に 月額1100円で無制限
楽天モバイル、プラチナバンドの商用サービスを開始 “つながりやすさ”向上へ
楽天モバイルは単月黒字化目前に ローミング+プラチナバンドで通信品質向上にも尽力
楽天モバイルが個人向けプランの「留守番電話」「割込通話」を有料化 12月利用分から
通信品質で楽天モバイルの評価が急上昇 Opensignalのネットワーク体感調査で最多タイの1位Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.